台北の朝ごはんローカル人気特集|おすすめの穴場スポットで朝から満足

台北を訪れるなら、一日の始まりを彩る朝ごはんこそ、その街の魅力を感じる最高の時間かもしれません。

この記事に辿り着いたあなたは、観光地では味わえない、地元の人たちに愛されるリアルなグルメ体験を求めているのではないでしょうか。

台北には、豆漿や焼餅、小籠包など、日本ではなかなか出会えない朝ごはんの魅力がたくさん詰まっています。
しかもどれもリーズナブルで、早朝から活気にあふれる街の雰囲気と一緒に楽しめるのがポイントです。

でも、はじめての台湾旅行では「どこで食べればいいのか分からない」「ローカル店って入りにくそう」といった不安を感じる方も少なくありません。

この記事では、初心者でも安心して楽しめる台北の朝ごはん文化を、実際の体験談や具体的な店舗情報を交えて、わかりやすくご紹介します。

MRT沿線で見つけやすい人気スポットや、在住者が通う穴場、朝市で味わえる定番メニューなど、旅のスタートを特別にする情報が満載です。

読めばきっと、台北で朝からおいしい一日をスタートさせたくなるはず。
旅行前の不安を解消しつつ、現地の魅力をしっかり味わうヒントを見つけてください。

 記事のポイント
  • 台北の朝ごはん文化やローカルの食習慣
  • 初心者でも入りやすい人気店の特徴
  • MRT沿線でアクセスしやすい朝食スポット
  • 豆漿や焼餅など定番メニューの魅力と予算感
目次

台北の朝ごはんローカル人気スポットを巡る初心者ガイド

  • 台北の朝ごはん文化とは
  • 初心者でも安心して入れるローカル店の特徴
  • MRT沿線で見つける朝ごはんスポット
  • 台北で人気の豆漿と焼餅が食べられる店
  • 朝市で楽しむ定番朝ごはんメニュー
  • 台北旅行での朝ごはん予算と相場感
  • 注文のコツとよくある漢字メニューの読み方

台北の朝ごはん文化とは

台北の朝は、とてもにぎやかで活気にあふれています。

朝ごはんを食べる場所が豊富で、地元の人々は家で食べるよりも、屋台やローカル食堂、朝市などで済ませることが多いのが特徴です。

朝6時台から開いているお店も少なくなく、朝ごはんは台北市民にとって、外で楽しむ日常の一部と言える文化になっています。

中でも人気なのは豆乳(豆漿)を中心とした定番メニューです。

温かい豆乳に揚げパン(油條)を浸して食べたり、焼餅や蛋餅(台湾式クレープ)を合わせていただいたりと、ヘルシーかつボリュームのある朝ごはんをリーズナブルに楽しめます。

1食あたりの予算は40元〜70元(約200円〜350円)ほどで、日本と比べて非常にコスパが良いのも魅力のひとつです。

また、台北では、朝しか営業しないお店も多く存在しており、早起きして朝の街を歩くと、旅行者にとっては特別な体験になります。

にぎわう朝市や、通勤前の地元民でいっぱいの食堂など、旅の中でもっともローカルらしさを感じられる時間帯かもしれません。早起きは少し大変ですが、それ以上の価値があるときっと感じられるはずです。

初心者でも安心して入れるローカル店の特徴

台北のローカル朝ごはん店は、外国人旅行者にとって少しハードルが高いように思えるかもしれません。
メニューが中国語しかなかったり、注文方法が独特だったりするからです。

しかし、実際に入ってみると、とても親切でフレンドリーな空気感があり、初心者でも意外とスムーズに利用できます。

わたし

ちょっと不安だったけど、意外と笑顔で対応してくれました。
ただ、ローカルなお店だと、クレジットカードを使えないところもあります。

まず安心なのは、お店の外観がオープンで、厨房が見えるスタイルの店舗が多いこと。
調理風景が見えることで、なんとなく何が注文できるのかイメージしやすく、指差し注文もOKです。

忙しい時間帯は注文を紙に書いて渡すスタイルもありますが、多くの場合は笑顔でなんとかなります。

そして、台北ではローカルなお店ほど回転が早く、長居せずにさっと食べて出るのが普通。
その気軽さがまた魅力です。

入りやすいお店の目安としては、朝7〜8時にお客さんが多い店は人気が高く、味も間違いありません。
外に列ができている店=当たり、と思っていいでしょう。

もしどうしても不安があれば、ホテルで「おすすめの朝ごはん屋さんありますか?」と尋ねてみるのもおすすめです。観光客慣れしているスタッフが教えてくれる店は、味も雰囲気も間違いないはずです。

MRT沿線で見つける朝ごはんスポット

台北はMRT(地下鉄)がとても発達していて、観光客にとっても移動しやすい都市です。

朝ごはんを食べに行くにも、MRTを使えば効率よくローカルなお店を巡ることができます。
駅近くには通勤前のビジネスマンや地元住民が通う人気食堂がたくさんあります。

たとえば、雙連駅は、周辺に朝市やローカル食堂が密集しているエリア。

雙連朝市の中には、昔ながらのお粥屋さんや豆漿の名店が軒を連ねていて、観光客でも気軽に楽しめる雰囲気です。
ここでは60元前後で朝食を済ませられ、温かい雰囲気の中で台湾の朝を味わえます。

東門駅周辺もグルメスポットとして有名で、永康街には朝から営業している人気カフェやローカル食堂が点在しています。観光ついでに寄りやすく、アクセスの良さも魅力です。

また、公館駅付近は台灣大学が近くにあるため、学生向けのリーズナブルな朝ごはん店が充実しています。
若者に人気の蛋餅スタンドや、創作系豆漿屋など、ちょっと変わった味も楽しめるのがポイントです。

雙連駅エリア

朝市が充実しており、豆乳やお粥のローカル屋台が集まる。雙連朝市は朝6時からが狙い目。

東門駅エリア

永康街に近く、観光客にも人気。朝から開いているおしゃれカフェもあり、散策がてらにおすすめ。

公館駅エリア

台灣大学の学生街で、安くてボリュームのある朝食スタンドが多数。創作系メニューも豊富。

MRT駅から徒歩5分圏内に魅力的な店が多いので、移動の際は「駅名+朝ごはん」で検索しておくと便利です。

台北で人気の豆漿と焼餅が食べられる店

台北の朝ごはんといえば、やはり豆漿(温かい豆乳)と焼餅(パリッと焼いた胡麻入りのパン)を抜きには語れません。

中でも有名なのが、MRT善導寺駅から徒歩3分の場所にある「阜杭豆漿」です。朝5時半から営業していて、平日でも朝7時には長蛇の列ができるほどの人気店です。

ここでは、鹹豆漿(塩味の豆乳スープ)や厚焼き卵入りの焼餅、油條(揚げパン)を挟んだサンド風メニューなどが楽しめます。

価格帯は1品あたり30元〜60元ほど。観光客にも大人気ですが、地元の人も通い続ける理由は「安定した味」と「ボリューム感」です。

他にも、「世界豆漿大王」(MRT南京復興駅)や「四海豆漿大王」(MRT台北駅周辺)など、豆漿の名店は市内に点在しています。それぞれ味わいが微妙に異なり、豆乳のとろみや香ばしさ、焼餅の厚みなどに個性があります。

いろいろな店を回って、自分の好みを探してみるのも旅の楽しみです。

ローカル店に入るのが不安な方は、営業時間を事前に調べておくと安心です。
Googleマップのクチコミ機能も参考になりますし、混雑を避けたい場合は開店直後や9時過ぎを狙うのがコツです。

朝市で楽しむ定番朝ごはんメニュー

台北の朝を存分に味わいたいなら、朝市は絶対に外せません。

中でも雙連朝市は、MRT雙連駅のすぐそばにあり、アクセスも抜群。朝6時頃から賑わい始め、地元の人たちが野菜や魚を買いながら、朝ごはんをさっと食べている姿があちこちで見られます。

ここで楽しめる朝ごはんは、どれも素朴でどこか懐かしい味がするものばかり。
定番はやはり、豆漿や焼餅といった台湾式の朝食コンビ。

特に焼餅に卵やハムを挟んだタイプは、パンとは違う香ばしさがあって満足感があります。
そして忘れてはいけないのが、お粥や魯肉飯を提供している小さな屋台。朝からしっかり食べたい派にはぴったりです。

私が雙連朝市を訪れたときは、香ばしい湯気が立ち上る屋台に吸い寄せられるように並び、小さなお椀に盛られた酸辣湯をひとくち飲んだ瞬間、旅の実感が一気に湧いてきました。

朝市の屋台では注文が少し難しいと感じるかもしれませんが、指差しで十分通じますし、周りの人の様子を見てマネすれば大丈夫。

ローカルなお店では座って食べるというより、立ち食いや持ち帰りが主流。

ですが、台湾の人たちの優しさと活気にあふれた空気感が、それをまったく不便に感じさせません。
観光地とはまた違った、地元の生活の一端にふれることができる朝市での朝ごはんは、まさに旅の醍醐味のひとつです。

台北旅行での朝ごはん予算と相場感

台北で朝ごはんを楽しむのに、高額な予算はまったく必要ありません。
むしろ、日本でカフェやコンビニの朝食を買うよりずっとリーズナブルなのが、台湾朝ごはんの魅力です。

たとえば、豆乳スープ(豆漿)がだいたい20〜35元(約100〜170円)、焼餅は30〜50元(約150〜250円)、卵やハムを挟むと追加で10〜20元(約50〜100円)程度。小籠包やお粥といった温かい料理も、40〜80元で食べられるので、朝から満腹になっても1食あたり100元前後(約450円)で収まることがほとんどです。

旅行中はついついレストランやカフェに入りがちですが、台北のローカル朝食店は本当に安くておいしいので、滞在中は1日くらいぜひ挑戦してみてほしいです。

私が以前利用した「永和豆漿大王」では、豆漿と油條、焼餅のセットで80元もかからず、お腹いっぱいになりました。しかも、朝7時でもすでに行列ができていて、地元の人たちと一緒に並ぶのも旅の面白さの一つ。

ちなみに、朝ごはんのお店は現金払いが基本で、クレジットカードや電子マネーが使えるところは少ないので、小額紙幣やコインを多めに用意しておくと安心です。

特に朝の時間帯はレジの回転も早いので、スムーズな会計ができるように小銭で支払えるとスマートですよ。

台北のローカル朝ごはんは、1食100元以内が基本。しっかり食べてもお財布にやさしいのが魅力です。

注文のコツとよくある漢字メニューの読み方

ローカルな朝ごはん店では、日本語はほとんど通じません。
英語も店員さんによっては難しい場合が多いので、ちょっとした準備とコツがあると安心して注文できます。

まず、メニュー表はほぼ漢字表記ですが、頻出するメニューをいくつか覚えておくと便利です。

たとえば、豆乳は豆漿焼餅はゴマつきのパン生地、油條は中に入れる揚げパン蛋餅は卵入りクレープのようなものです。漢字が読めなくても、スマホに写真を保存しておいて見せればスムーズに通じます。

わたし

豆漿って何て読むの?最初は読めませんでした(笑)
(ドウジャン)

注文のときにおすすめなのは、前の人の注文を見て真似するスタイル。人気のお店は回転が早いので、店員さんも慣れていて、こちらの様子を見ながら対応してくれます。困ったときは、指差し+笑顔が最強です。

私が最初に行ったときは、メニューを読み間違えて全然違うものが出てきたこともありました。
でもそれが意外とおいしかったりして、新しい味との出会いにわくわくしたのを覚えています。

わからないことを気にしすぎず、「とりあえず試してみよう」という気持ちで挑戦するのが、台湾旅行をより楽しくするコツです。

STEP
食べたいメニューをスマホで検索し、画像を保存しておく
STEP
お店に入ったらカウンターで注文。指差しでOK
STEP
受け取り後はセルフで席へ。終わったら返却口へ

また、最近ではGoogle翻訳アプリを使って、カメラでメニューを読み取ってその場で意味を確認できる機能もあるので、不安な人は事前にアプリを入れておくと安心です。

台北の朝ごはんローカル人気メニューを実際に味わってみた

  • 小籠包と酸辣湯の黄金コンビを楽しむ
  • 台湾おにぎりと豆乳スープで腹持ち抜群の朝
  • 一人旅でも入りやすい朝ごはん店の見つけ方
  • 台北在住者おすすめの隠れ朝ごはんスポット
  • 朝から営業している店を見つけるコツ
  • 朝食時間の混雑回避テクニックとベストタイミング
  • 朝の時間帯に気をつけたい服装とマナー

小籠包と酸辣湯の黄金コンビを楽しむ

台湾に来たら絶対に食べたいグルメといえば、小籠包。
そしてそれにぴったり合うのが、ピリッと酸味のある酸辣湯。

朝ごはんとしてはちょっとヘビーに感じるかもしれませんが、実はこの組み合わせは台北でも定番の朝食コンビとして親しまれています。

たとえばMRT中山駅近くの老舗「高記(カオチー)」では、朝10時から営業していて、開店直後なら混雑も少なく落ち着いて朝ごはんを楽しめます。

注文した小籠包は蒸篭で蒸されて提供され、ひとくち食べると中から肉汁がじゅわっとあふれます。
それに合わせて出てくる酸辣湯は、とろみのあるスープに酸味と辛味が絶妙に絡み、朝から元気が出る味。

私が台北を訪れたとき、初めて酸辣湯を飲んだのもこのお店でした。

スプーンでひとくちすくって口に運んだ瞬間、ほどよい酸っぱさとスパイスの香りが広がり、「朝からこんなに本格的な味に出会えるんだ」と感動したのを覚えています。

価格は小籠包が120元前後、酸辣湯が約60元と、合わせても200元以下で満足度はかなり高めです。

熱々の小籠包と湯気が立つ酸辣湯。この黄金コンビは、寒い日や前日の疲れが残る朝にぴったり。
朝食の選択肢として少し贅沢に感じるかもしれませんが、一度はぜひ体験してみてほしい台北の味です。

台湾おにぎりと豆乳スープで腹持ち抜群の朝

日本のおにぎりと比べると、台湾のおにぎりはちょっと驚くほどボリュームたっぷり。
中に入っている具材も豊富で、焼肉、油條(揚げパン)、高菜、卵、ピーナッツ粉など、まるで一本のフルコース。

これに温かい豆乳スープを組み合わせれば、朝からしっかり元気をチャージできます。

中でも有名なのが「青島豆漿店」。MRT善導寺駅から徒歩5分ほどにあるローカルな朝食店で、朝6時から営業しています。ここの台湾おにぎりは、注文するとその場でもち米に具をぎゅっと包んでくれて、見た目以上の満足感。

価格はおにぎりが約45元、豆乳スープが25元ほどで、セットでも100元以下。とてもリーズナブルです。

旅行中の朝は、予定が詰まっていてランチが遅くなることも多いですが、この組み合わせならしっかり腹持ちしてくれるので安心です。

おにぎりは片手で持てる形なので、ホテルにテイクアウトして食べたり、MRTに乗る前にさっと食べたりと、忙しい朝にもぴったり。

はじめて食べたときは、あまりの大きさと中身のぎっしり感にちょっと驚きましたが、素朴でしっかりした味付けがクセになり、翌日もまた食べに行ってしまったほどです。

見た目は地味でも、しっかり味わい深い台湾のおにぎり。ぜひ豆乳スープと一緒に楽しんでみてください。

一人旅でも入りやすい朝ごはん店の見つけ方

台北での一人旅、特に朝ごはんの時間はなんとなく不安になってしまうもの。でも実は、一人で朝ごはんを食べに来ている地元の人がとても多くて、まったく気にせず楽しめる環境が整っているんです。

一人旅でも入りやすいお店を探すときは、まずMRTの駅近くを狙うのが安心です。
たとえばMRT古亭駅や中山駅周辺は住宅街とオフィス街が交わるエリアで、朝から多くのローカル店が営業しています。

「永和豆漿大王」などのチェーン店なら、カウンター席があったり、1人でさっと入って注文→退店ができる流れができているので、気まずさはゼロです。

私が実際に訪れたのも、店先で小さな鉄板を囲むように席が並んでいる小さな朝ごはん屋さんでした。誰かと話すわけではないけれど、周りの人と同じように、黙々と朝食を味わっている時間がとても心地よかったのを覚えています。

一人旅だと、どうしてもレストランは入りにくいと感じることがありますが、台北のローカル朝食店はむしろ、ひとりで来るのが普通のような雰囲気。

朝の静かな街を歩いて、自分だけのペースでごはんを楽しめる時間は、旅の中でも特別な思い出になります。

台北在住者おすすめの隠れ朝ごはんスポット

有名店はどこも美味しいけれど、台北の魅力は何といっても、地元の人しか知らないような小さな朝食屋さんがあちこちにあること。

そうしたお店はガイドブックには載っていなくても、地元の人に愛されていて、味も値段も雰囲気も抜群です。

在住者の間でひそかに人気なのが、大橋頭駅近くの「黃記魯肉飯」「小李豆漿店」など、住宅街の中にひっそりとたたずむお店たち。特に小李豆漿店は、店構えは素朴ですが、豆漿のまろやかさと焼餅の香ばしさは一度食べると忘れられません。

朝5時半から営業しているので、早起きして向かえば、静かな朝の台北を感じながら贅沢なひとときを過ごせます。

こうしたお店は、Googleマップのレビュー数は少ないけれど、星が高い傾向があります。

場所がわかりにくかったり、注文が少し難しかったりするかもしれませんが、それもまた旅の醍醐味。

私は偶然入ったこうしたお店で、気さくなおばちゃんが「これが人気よ」と教えてくれて、豆漿と蛋餅のセットを頼みました。それがとても優しい味で、観光客向けの派手さはないけれど、本物の朝ごはんに出会えた気がしました。

台北の街は、ほんの一本路地を入るだけで、観光地とはまったく違う表情を見せてくれます。

時間に余裕がある朝は、少し早起きして、Googleマップとにらめっこしながら、自分だけの朝ごはんスポットを探してみるのもきっと楽しいはずです。

朝から営業している店を見つけるコツ

台北のローカル朝ごはんを楽しむなら、なるべく早い時間に動き出すのがポイントです。
ただ、どのお店が朝から営業しているのか分からずに戸惑ってしまう方も多いかもしれません。

そんなときに役立つのが、Googleマップや現地の口コミサイト。
Googleで「台北 朝ごはん」や「早餐」と検索すれば、営業開始時間までチェックできるのでとても便利です。

ローカルなお店の多くは、早朝5時〜6時にはすでに営業を始めています。
たとえば永和豆漿や世界豆漿大王などの人気チェーンは、朝5時から開いているところが多く、出勤前の地元の人たちでにぎわっています。

逆に有名な観光地の中にあるカフェやレストランは、朝10時以降にオープンすることが多いので、早朝に朝ごはんを楽しみたいなら、観光客向けではなくローカル向けのお店を狙うのがコツです。

私が利用した中では、MRT中山駅周辺のローカルエリアにある豆漿専門店が朝5時半から営業していて、観光客が少ない分、静かで落ち着いて朝食を楽しむことができました。

道端にテーブルを出していて、地元の人と同じ目線で過ごす時間がとても新鮮でした。

早起きは旅の楽しみを倍増させてくれます。朝市と一緒に楽しめるエリアを選ぶとより充実した時間になりますよ。特に雙連や東門、古亭などのエリアは住宅街と朝市が共存しており、朝食店も点在しているのでおすすめです。

朝食時間の混雑回避テクニックとベストタイミング

台北の朝ごはん人気はすさまじく、特に有名店ともなると平日の朝でも行列ができるのが普通です。

旅行中の貴重な朝の時間を、長い待ち時間に使ってしまうのは少しもったいない気がしますよね。
そこで、混雑を避けてスムーズに朝ごはんを楽しむためのベストな時間帯を知っておくと便利です。

狙い目は、開店直後の時間帯。

多くの朝食店は朝5時半〜6時ごろに開店しますが、その直後であれば比較的すいていて、すぐに座れることが多いです。

7時を過ぎると通勤前の地元の人で混み始め、8時〜9時台にはピークを迎えます。
逆に10時前になると一度落ち着いてくることがあるので、朝のんびり起きたい人にはその時間帯もおすすめです。

私が台北で訪れた阜杭豆漿では、開店から30分後に到着したにもかかわらず、すでに行列ができていて30分以上待つことになりました。

後から調べてみると、開店と同時に入るとほとんど並ばずに済むという情報があり、次回はもっと早く行こうと心に決めました。

朝食のピークは 朝7時〜9時。並ばずに入りたいなら 朝6時台 に行くのがおすすめです。

混雑を避けるためのちょっとしたコツとして、地元の人が通う住宅街の中の店舗を狙うのも手です。
観光客があまり行かないエリアなら、同じように美味しい朝ごはんが味わえて、並ぶ時間もぐっと短くて済みます。

旅のスタイルに合わせて、朝の時間をどう使うかを少し意識するだけで、よりストレスフリーな朝ごはん体験ができます。早起きして静かな街を歩きながら食べる一杯の豆漿は、何にも代えがたい旅の記憶になりますよ。

朝の時間帯に気をつけたい服装とマナー

台北の朝は、季節によって気温や天候が大きく変わります。

春や秋であれば涼しく過ごしやすいですが、冬は意外と冷えることがあり、早朝は上着が一枚あると安心です。
特に豆漿やスープを楽しむ場合、外のテーブルで食べることもあるので、朝の空気の冷たさ対策は忘れずに。

服装としては、動きやすくカジュアルな格好がおすすめです。

地元の人たちは、サンダルにジャージといったリラックスしたスタイルで朝ごはんを食べていることが多く、かしこまった服装はむしろ浮いてしまうこともあります。

観光にそのまま行く予定がある場合は、羽織れる上着とスニーカーがベストです。

服装のポイントは 動きやすい・温度調節しやすい こと。早朝は肌寒いこともあります。

マナーについては、ローカルな店ではセルフサービスが基本という点を意識しておくとスムーズです。

注文後に自分で料理を取りに行くスタイルが多く、空いた席にさっと座るなど、回転の早さが求められる場面もあります。ゴミの分別やトレイの返却なども、自分から動くとスムーズで気持ちよく食事ができます。

また、写真を撮るときは周りの人や店員さんに配慮を忘れないこと。とくにローカルな店は観光地ではないので、騒がしくならないよう注意が必要です。

静かに、丁寧にその空間を味わう気持ちがあれば、自然とマナーも身についていきます。

旅先では、文化の違いに触れながら過ごす時間が特別な思い出になります。
台北の朝は、生活の一部にそっとおじゃまするような感覚で楽しむと、より深く心に残る体験になりますよ。

台湾ローカル朝ごはんの人気のまとめ

記事をまとめます。

  • 台北の朝ごはんは、外食文化が根づいており、屋台や食堂で朝食を楽しむのが一般的
  • 朝6時台から営業している店舗が多く、地元の人たちは通勤前に立ち寄る習慣がある
  • 豆乳(豆漿)や揚げパン(油條)、台湾式クレープ(蛋餅)などが朝ごはんの定番
  • 台北では朝しか営業しないお店も多く、早起きする価値がある
  • 初心者でも入りやすいお店は、厨房が見えるオープンスタイルで安心感がある
  • 指差しやメニュー写真を活用すれば、言葉が分からなくても注文しやすい
  • MRT沿線には人気の朝食店が点在し、アクセスもスムーズで移動しやすい
  • 雙連駅周辺には朝市があり、食べ歩きしながらローカルの雰囲気が味わえる
  • 善導寺駅そばの阜杭豆漿は、台北でも屈指の有名店として早朝から行列ができる
  • 東門や公館エリアでは学生向けや創作系のユニークな朝ごはんも楽しめる
  • 朝ごはんの平均予算は約40〜100元(約200〜450円)と非常にリーズナブル
  • 支払いは現金が主流で、小銭を用意しておくとスムーズに会計ができる
  • 一人旅でも利用しやすいカウンター形式の店やセルフサービスの店舗が多い
  • Googleマップで「駅名+朝ごはん」で検索すれば、朝営業の店を見つけやすい
  • 早朝5時〜6時に行動を始めると、混雑を避けて快適に朝ごはんを楽しめる
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