美味しいグルメに心ときめく雑貨、そして温かい人々。
魅力あふれる台湾への女子一人旅、想像するだけで最高にワクワクしますよね!
初めての場所へ一人で飛び出す冒険は、きっと忘れられない思い出になるはずです。
でも、その一方で、一人だからこそ気になることもありますよね。
台湾の治安って実際どうなんだろう?夜はどこまで出歩いても安全?ホテル選びで失敗したくないな…。
言葉は通じるかな?持ち物は何が必要?なんて、台湾への一人旅を前に、特に女性ならではの注意点が気になっているのではないでしょうか。
そんなあなたの不安な気持ち、とってもよく分かります。
この記事では、台湾への女性一人旅を安全に、そして思いっきり楽しむための注意点を、出発前の準備から現地での過ごし方まで、ぎゅっとまとめてご紹介します。
治安情報やおすすめエリア、ホテル選びのコツ、必須の持ち物、現地の交通手段、美味しい食事を安心して楽しむ方法、そして万が一のトラブル対策まで、気になるポイントをしっかり解説。
これを読めば、きっと安心して台湾へ飛び立てるはず。さあ、一緒に最高の台湾一人旅の準備を始めましょう!
- 台湾の治安の実情と具体的な危険回避、安全対策の方法
- 女性一人旅に適したホテル選びの基準と必須の持ち物リスト
- 現地での安全な交通機関の利用法や一人で入りやすいお店
- 緊急連絡先やパスポート紛失、病気などトラブル時の対処法
台湾一人旅|女子が出発前に知っておくべき基本の注意点
- 台湾の治安状況と安全なエリアの選び方
- 女性一人旅に適したホテルの選び方とセキュリティチェック項目
- 必須の持ち物リストとおすすめの防犯対策グッズ
- 現地での通信手段 SIMカードやWi-Fiはどう準備する?
- 緊急連絡先リストとトラブル発生時の対処フロー
- 海外旅行保険の加入は必要?選び方のポイント解説
台湾の治安状況と安全なエリアの選び方

台湾への一人旅、特に女子旅となると、まず気になるのは現地の治安ですよね。
安心してください、台湾は全体的に見ると比較的治安が良い場所として知られています。
夜市は夜遅くまで賑わっていますし、街中を歩いていても怖い思いをすることは少ないでしょう。
私自身、夜に一人でコンビニへ行ったり、駅周辺を少し歩いたりしましたが、危険を感じる場面はほとんどありませんでした。ただ、安全だからといって油断は禁物です。
日本と同じような感覚で大丈夫と思わず、ここは海外だという意識は常に持っておくことが大切です。
特に注意したいのは、スリや置き引きです。
人が多く集まる場所、例えば人気の夜市 士林夜市や饒河街夜市、台北駅のような大きな駅、観光地の九份などでは、手荷物から目を離さないようにしましょう。
リュックは前に抱える、貴重品は体の前側のポケットに入れるなど、基本的な対策が有効です。
バイクが多い台湾では、ひったくりにも注意が必要です。
歩道を歩くときは、車道側にバッグを持たないようにすると良いですよ。
深夜の女性一人歩きは、いくら安全なエリアでも避けるのが賢明です。
もし夜遅くに移動する場合は、MRT(地下鉄)を利用するか、流しのタクシーではなく、配車アプリUberを利用したり、ホテルで呼んでもらったりするのがおすすめです。
安全なエリアを選ぶなら、台北市内では中山エリアや大安エリア、東区と呼ばれる忠孝復興駅周辺などがおすすめです。これらのエリアは、デパートやホテルが多く、夜でも比較的人通りがあり明るい雰囲気です。
MRTの駅に近い場所を選ぶと、移動も便利で安心感が増しますよ。
このエリアがおすすめ!
・中山エリア
・大安エリア
・東区と呼ばれる忠孝復興駅周辺
少し路地に入ると暗くなる場所もあるので、なるべく大通り沿いを歩くように心がけましょう。
最新の治安情報については、外務省の海外安全ホームページなどを出発前に確認しておくと、より安心ですね。
女性一人旅に適したホテルの選び方とセキュリティチェック項目

一人旅の拠点となるホテル選びは、旅の快適さと安全を左右する重要なポイントです。
特に女性一人の場合は、安心してリラックスできる場所を選びたいですよね。
まず大切なのは、立地です。
先ほどお話ししたような比較的治安の良いエリア、中山や大安、東区などで、なおかつMRTの駅から徒歩5分以内くらいの場所を選ぶと、夜遅くなった時や荷物が多い時も安心です。
台北には様々なタイプの宿泊施設があります。
一般的なシティホテル、デザイン性の高いブティックホテル、交流も楽しめるホステルやゲストハウス、アットホームな民宿など、予算や旅のスタイルに合わせて選べます。
女性一人旅におすすめなのは、やはりセキュリティがしっかりしたホテルタイプです。
予約する前に必ずチェックしたいセキュリティ項目はいくつかあります。
- フロントが24時間対応かどうか
- 客室のドアがオートロックであること
- セーフティボックスが部屋に備え付けられているかどうか
エレベーターに乗る際にルームキーが必要なホテルも増えています。
これは宿泊者以外が客室フロアに入るのを防ぐためで、セキュリティレベルが高いと言えます。
ホテルによっては女性専用フロアが設けられている場合もあり、より安心して滞在できるでしょう。
予約サイトの口コミは非常に参考になります。
特に女性の宿泊客からのレビューをよく読んで、セキュリティ面や清潔さ、スタッフの対応などをチェックしましょう。写真だけでは分からないリアルな情報が得られます。
私の場合、以前台北で泊まった中山エリアのホテルは、駅近で夜も明るく、フロントの対応も丁寧で快適でした。
ただ、一度だけ路地裏の小さなゲストハウスに泊まった際は、夜道が少し暗く感じたので、やはり立地選びは大切だと実感しました。
ホテルの値段はピンキリですが、台北市内の一般的なビジネスホテルクラスであれば、一泊あたり日本円で1万円前後から見つけられることが多いです。
早めに予約することで、選択肢も広がりますし、お得なプランが見つかることもありますよ。
必須の持ち物リストとおすすめの防犯対策グッズ

台湾女子一人旅の準備を始めましょう。
何を持っていくか考えるのも旅の楽しみの一つですよね。
パスポートや航空券、現金とクレジットカードといった基本的なものはもちろんですが、ここでは特に女性一人旅で役立つものや、防犯面で備えておきたいグッズを中心にご紹介します。
まず、普段使っている化粧品や基礎化粧品、そして生理用品は、使い慣れたものを持っていくのが安心です。
台湾でも購入できますが、急に必要な時に探すのは大変かもしれません。
次に、安全対策のための防犯グッズです。
これはお守りのようなものですが、持っているだけで安心感が違います。
おすすめは、まず防犯ブザーです。
万が一の時に大きな音で周囲に危険を知らせることができます。
ホテルによってはドアの鍵が心もとない場合もあるので、簡易的なドアストッパーがあると、内側からドアを固定できてより安心です。
また、外出時に貴重品を持ち歩く際は、お腹に巻くタイプのセキュリティポーチや、リュックのファスナーに取り付けられる小さな南京錠、カフェなどで荷物を置くときに椅子と固定できるワイヤーロックなども役立ちます。
これらは全て100円ショップや旅行用品店で手軽に購入できますよ。
- 防犯ブザー
- 簡易的なドアストッパー
- お腹に巻くタイプのセキュリティポーチ
- 小さな南京錠
- ワイヤーロック
スマートフォン関連も重要です。
台湾のコンセントは日本と同じAタイプなので、基本的には変換プラグは不要です。
ただし、電圧は110V(日本は100V)なので、ドライヤーなど高電力の電化製品を使う場合は、製品が海外対応か確認しましょう。
スマホの充電にはモバイルバッテリーがあると、外出先で電池切れの心配がなく安心です。
その他、台湾は冷房が効きすぎている場所も多いので、カーディガンなど薄手の羽織ものが一枚あると重宝します。
エコバッグは、コンビニやスーパーで袋が有料の場合に役立ちますし、ウェットティッシュは屋台グルメを楽しむ時などに便利です。
たくさん歩くことになるので、履きなれた歩きやすい靴は必須ですね。
荷物はできるだけコンパクトにするのが移動も楽でスマートですが、安心のための備えはしっかりとして、快適な台湾一人旅を楽しんでくださいね。
現地での通信手段 SIMカードやWi-Fiはどう準備する?

台湾旅行中、スマートフォンは頼れる相棒です。
地図アプリで行き先を調べたり、美味しいお店の情報を探したり、友達や家族と連絡を取ったり、素敵な写真をSNSにアップしたりと大活躍しますよね。
そのためには、現地でのインターネット接続、つまり通信手段の確保が欠かせません。
主な方法としては、現地のプリペイドSIMカードを使う、日本からポケットWi-Fiルーターをレンタルする、自分のスマホの国際ローミングを使う、そして最近増えているeSIMを利用する方法があります。
一人旅で特におすすめなのは、手軽で比較的安価なプリペイドSIMカードです。
台湾桃園国際空港や松山空港に到着すると、到着ロビーに中華電信、台湾大哥大、遠伝といった大手通信会社のカウンターが並んでいます。
そこでパスポートを提示すれば、旅行者向けのプリペイドSIMカードを簡単に購入できます。
例えば、5日間データ通信使い放題のプランが大体500台湾ドル、日本円で約2500円くらいからあり、通話が少し付いているプランもあります。
設定もスタッフの方が手伝ってくれることが多いので安心ですよ。
ただし、自分のスマートフォンがSIMフリー(SIMロックが解除されている状態)である必要があるので、出発前に確認しておきましょう。
空港カウンターは時間帯によっては混雑することもあるので、時間に余裕を持っておくと良いかもしれません。
もし複数人で旅行する場合や、パソコンなど複数のデバイスを接続したい場合は、ポケットWi-Fiルーターのレンタルが便利です。
日本国内の空港で受け取ったり、事前にネットで予約して台湾の空港で受け取ったりできます。
料金はレンタル会社やプランによりますが、1日あたり数百円程度から利用できます。
ただし、ルーター本体を持ち歩き、充電する必要がある点は少し手間かもしれません。
国際ローミングは一番手軽ですが、料金が高額になりがちなので、利用する場合は自分の契約プランをよく確認してくださいね。
最近注目されているのがeSIMです。
これは物理的なSIMカードを入れ替える必要がなく、オンラインで購入して設定できるのでとてもスマートです。
対応しているスマートフォン機種はまだ限られますが、もしお使いのスマホが対応していれば、空港での手続きの手間も省けて便利ですよ。
どの方法を選ぶにしても、自分に合った通信手段を事前に準備しておけば、台湾での街歩きや情報収集がぐっと快適になります。
通信手段 | メリット | デメリット | 料金目安 (記事参考) | 購入/利用方法 | おすすめ/注意点 |
---|---|---|---|---|---|
プリペイドSIM | ・手軽 ・比較的安価 ・荷物にならない ・通話付きプランも有 | ・SIMフリースマホ必須 ・設定が必要な場合も ・空港カウンターが混雑することも | 5日間データ無制限 約500台湾ドル(約2500円)~ | 台湾の空港カウンター(中華電信など)、街中のキャリアショップ | ・一人旅におすすめ ・パスポート提示必要 |
ポケットWi-Fi | ・複数人/デバイスで共有可 ・設定が簡単 | ・ルーター持ち歩き必要 ・充電が必要 ・返却の手間 | 1日あたり数百円~ (+手数料等) | 日本/台湾の空港受取、宅配(要事前予約) | ・複数人旅行や複数デバイス利用時におすすめ |
国際ローミング | ・手軽 ・特別な設定不要 | ・料金が高額になる可能性 | キャリアによる (要確認) | 各キャリアへ申込(不要な場合も) | ・契約プランと料金体系を要確認 |
eSIM | ・物理SIM不要 ・オンラインで購入/設定可 ・空港での手続き不要 | ・対応機種が限定的 ・設定に慣れが必要 | SIMカードと同等か やや安い場合も (要確認) | 各社オンラインストア | ・対応機種か要確認 ・設定方法を事前に調べておくと安心 |
緊急連絡先リストとトラブル発生時の対処フロー

楽しい台湾一人旅ですが、万が一のトラブルに備えておくことも大切です。
慣れない土地で何かあった時、どこに連絡すれば良いか、どう行動すれば良いかを知っているだけで、心の持ちようが全然違います。
まず、出発前に必ず緊急連絡先をリストアップして、すぐに確認できるように準備しておきましょう。
リストに入れておきたいのは、まず日本の家族や親しい友人の連絡先です。
そして、クレジットカードを紛失したり盗難にあったりした場合に備えて、カード会社の緊急連絡先も控えておきましょう。
海外旅行保険に加入している場合は、その保険会社のサポートデスクの電話番号も必須です。
事故や病気の際に、日本語でサポートを受けられることが多いので、とても心強い存在です。
パスポートを紛失した場合などに頼りになるのが、日本の大使館や領事館にあたる日本台湾交流協会です。
台北事務所と高雄事務所の連絡先を調べておきましょう。
また、現地の警察は110番、消防や救急は119番と、日本と同じ番号なので覚えやすいですね。
これらの連絡先は、スマートフォンのメモ帳などに保存しておくだけでなく、紙にも印刷して、お財布やパスポートケースなど、複数箇所に分けて保管しておくと、スマホが使えなくなった時にも安心です。
もし実際にトラブルが発生したら、まずは落ち着いて行動することが何よりも大切です。
- パスポートを紛失してしまった場合
- まず、最寄りの警察署へ行き、「紛失証明書(報案證明)」を発行してもらいます。
- 次に、日本台湾交流協会へ連絡し、パスポートの再発行または帰国のための渡航書発行の手続きについて指示を受けましょう。
- 急な病気やケガの場合
- 加入している海外旅行保険会社のサポートデスクに、まず電話連絡します。
- ご自身の症状や状況を正確に伝え、適切な病院の紹介やキャッシュレス診療の手配など、指示に従いましょう。
- 盗難に遭ってしまった場合
- まずは警察署へ届け出て、「盗難証明書」を発行してもらいます。これは保険請求などの手続きに必要になります。
- 必要に応じて、クレジットカード会社など関係各所へも連絡しましょう。
- 共通の心構え
- 大変な状況ではパニックになりがちですが、事前に準備した連絡先と対処フローを思い出し、冷静に行動することが大切です。
海外旅行保険の加入は必要?選び方のポイント解説

海外旅行保険って、本当に必要なのかな?と疑問に思う方もいるかもしれません。
特に、台湾は治安も良く、医療レベルも高いと聞くと、つい加入をためらってしまうこともあるでしょう。
でも、結論から言うと、台湾旅行であっても海外旅行保険への加入は強くおすすめします。
なぜなら、万が一、旅行中に病気になったり、事故でケガをしたりした場合、日本の健康保険は適用されず、医療費が非常に高額になる可能性があるからです。
例えば、盲腸で手術・入院した場合、数百万円の請求が来ることもあり得ます。
また、持ち物を盗まれたり、誤ってお店の物を壊してしまったりした場合の損害をカバーしてくれるのも保険の役割です。
安心して旅行を楽しむためのお守りとして、ぜひ加入を検討してください。
海外旅行保険を選ぶ際には、いくつかチェックしたいポイントがあります。最も重要なのは、病気やケガの治療費用、そして日本への移送が必要になった場合の救援者費用をカバーする、治療・救援費用補償の金額です。
ここはケチらず、十分な補償額、できれば無制限のプランを選んでおくと安心感が違います。
次に確認したいのが、キャッシュレス診療サービスの有無です。これは、現地の提携病院で治療を受けた際に、保険会社が直接病院に支払いをしてくれるサービスで、一時的に高額な医療費を立て替える必要がないので非常に助かります。
また、24時間対応の日本語サポートデスクがあるかどうかも重要です。言葉の通じない海外で、日本語で相談できる窓口があるのは心強いですよね。
その他、スマートフォンの盗難やスーツケースの破損などを補償する携行品損害、他人に損害を与えてしまった場合の賠償責任、飛行機の遅延や欠航に伴う費用を補償する航空機遅延費用なども、自分の旅のスタイルに合わせて必要かどうか検討しましょう。
保険への加入方法は、インターネットで申し込むのが手軽で、比較検討もしやすいです。
・治療・救援費用補償額
・キャッシュレス診療サービスの有無
・24時間対応の日本語サポートデスクがあるかどうか
また、お持ちのクレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合もあります。
ただし、クレジットカード付帯保険は、補償額が十分でなかったり、旅行代金をそのカードで支払わないと適用されない利用付帯であったり、補償期間が限られていたりする場合があるので、内容は必ず事前にしっかり確認してください。
保険料は、旅行期間や補償内容によって変わりますが、数日間の台湾旅行であれば、数千円程度から加入できます。
万が一の事態に備える安心料と考えれば、決して高くはないはずです。
出発前にしっかり準備して、心置きなく台湾の旅を満喫しましょう。
台湾一人旅|女子が現地で気を付けたい場面別の注意点

- 夜間の外出はどこまでOK?夜市を安全に楽しむコツ
- MRTやバス、タクシーの安全な利用方法と料金目安
- 一人でも入りやすいお店は?食事や屋台で気を付けたいこと
- しつこい声かけやナンパへのスマートな対処法
- スリや置き引きから身を守る具体的な対策
- 言葉が通じない時のコミュニケーション術と便利フレーズ
夜間の外出はどこまでOK?夜市を安全に楽しむコツ

台湾の夜は、キラキラしたネオンと美味しい匂いに満ちていて、とっても魅力的です。
特に夜市は、台湾旅行のハイライトとも言えるでしょう。
でも、女子一人旅だと、夜の外出はどこまで大丈夫かな?と少し不安になりますよね。
台湾は比較的安全とはいえ、やはり夜は注意が必要です。
MRTの駅周辺やホテルの多いエリアなど、人通りが多くて明るい場所であれば、夜でもある程度安心して歩けます。
ただ、深夜0時を過ぎるような時間帯や、細い路地裏、治安があまり良くないとされるエリア(例えば台北の萬華区の一部など)へ一人で足を踏み入れるのは避けた方が無難です。
さて、お楽しみの夜市ですが、士林夜市や饒河街夜市のような大規模な観光夜市は、夜遅くまでたくさんの人で賑わっていて、活気があります。
美味しいB級グルメを食べ歩いたり、面白い雑貨を探したり、射的などのゲームを楽しんだり、見ているだけでもワクワクしますよ。
ただ、人が多いということは、スリに狙われやすいということでもあります。
お財布やスマートフォンなどの貴重品は、体の前でしっかり管理しましょう。
リュックは前に抱えるのがおすすめです。
食べ物を買うときは、衛生状態が良さそうなお店を選ぶように心がけてください。
特に生ものやカットフルーツは、自分の体調と相談しながら判断しましょう。
値段が表示されていない場合は、注文する前に確認すると安心です。
ぼったくりは少ないですが、念のため。一人で夜市を楽しむコツは、気になるものを少しずつ、色々な種類試してみることです。
量が多そうなものは、お店の人に少なめにできるか聞いてみるのも良いかもしれません。
夜市での注意点
- スリ
- 衛生面
- 値段の確認
夜市からの帰り道も油断禁物です。
MRTを利用する場合は、終電の時間(路線によりますが、だいたい深夜0時前後です)を事前に調べておきましょう。
もし終電を逃してしまったら、タクシーを利用することになりますが、流しのタクシーを拾うよりは、ホテルで呼んでもらうか、信頼できる配車アプリを使う方が安心です。
夜景スポットへ行ったり、おしゃれなバーで一杯楽しんだりするのも素敵ですが、飲みすぎには注意して、知らない人には安易についていかないようにしましょう。夜の時間を上手に使えば、台湾旅行の楽しさが倍増しますよ。
MRTやバス、タクシーの安全な利用方法と料金目安

台湾、特に台北は公共交通機関がとても発達していて、上手に利用すれば行きたい場所にスムーズにアクセスできます。女子一人旅でも安心して使える交通手段を知っておくと、行動範囲がぐっと広がりますよ。
まず、台北観光の強い味方になってくれるのがMRT、地下鉄です。
路線も分かりやすく、駅構内も明るく清潔で、比較的安全に利用できます。
切符は券売機でも買えますが、断然おすすめなのが悠遊カード(EasyCard)やiPASSといった交通系ICカードです。
日本のSuicaやPASMOのように、改札機にタッチするだけで乗り降りでき、コンビニなどでの支払いにも使えて本当に便利です。
料金も割引になる場合があり、初乗りは20台湾ドル(約100円)程度からとリーズナブルです。
MRTの駅やコンビニで簡単に購入、チャージできますよ。
注意点としては、車内での飲食は禁止されていること、そして路線によっては終電が深夜0時頃と日本より少し早いことです。
次にバスですが、MRTが通っていない場所へ行くのに便利です。
ただ、路線が少し複雑だったり、運転が少しワイルドに感じたりすることもあるかもしれません。
Googleマップの乗り換え案内を使うと、路線番号やバス停の場所、到着予測時間などが分かるので活用しましょう。
バスの料金は、乗る時と降りる時のどちらで支払うか(上車收費/下車收費)がバスによって違うので、表示を確認するか、前の人に倣うと良いでしょう。
悠遊カードがあれば、乗降時にタッチするだけでOKです。
市内バスは一律15台湾ドル(約75円)程度から乗れます。
アナウンスが聞き取りにくいこともあるので、降りるバス停が近づいたら、窓の外の景色を確認しつつ、早めに降車ボタンを押しましょう。
最後にタクシーです。
黄色い車体が目印で、街中でたくさん走っています。初乗り料金は地域や時間帯によりますが、台北市内なら70~85台湾ドル(約350~425円)程度からで、深夜(23時~翌朝6時)は割増料金になります。
基本的にはメーター制ですが、念のため乗る前にメーターを使うか確認すると安心です。
特に女性一人で深夜に乗る場合は、流しのタクシーより、ホテルで呼んでもらうか、Uberのような配車アプリを利用するのがおすすめです。行き先は、住所や施設名を漢字で書いたメモを見せるとスムーズに伝わりますよ。
これらの交通手段を賢く使いこなして、快適な台湾旅を楽しんでくださいね。
それぞれの特徴や注意点を、下の表に分かりやすくまとめましたので、ぜひ比較して旅の計画に役立ててください。
交通手段 | 特徴 / おすすめ点 | 利用方法 / 支払い | 料金目安 (台北市内) | 注意点 |
---|---|---|---|---|
MRT (地下鉄) | ・台北観光に必須! ・路線が分かりやすい ・駅も車内も清潔で安心 ・料金が安い | ・悠遊カード/iPASSが超便利! (駅やコンビニで買える) ・改札でピッとかざすだけ ・券売機も利用可 | 初乗り 約20元 (約100円)~ (ICカード割引あり) | ・車内での飲食はNG! ・終電は深夜0時頃と早めなので注意 |
バス | ・MRTで行けない場所もカバー ・街の景色を楽しめる | ・Googleマップの経路案内が便利 ・悠遊カード推奨 (乗る時/降りる時にタッチ) ・支払いタイミング(乗車時or降車時)に注意 | 市内一律 約15元 (約75円)~ | ・路線が少し複雑かも ・運転がややダイナミックなことも ・アナウンスが聞き取りにくい場合あり ・降りるバス停が近づいたら早めにボタンを押す |
タクシー | ・目的地までドアツードア ・荷物が多い時や複数人で楽 ・意外と安い場合も | ・黄色い車体が目印 ・流し/乗り場/ホテルで呼ぶ/配車アプリ ・行き先は住所メモを見せるのが確実 ・基本メーター制 | 初乗り 約70~85元 (約350~425円)~ (深夜割増あり) | ・乗る前にメーターを使うか確認 ・女性一人の深夜利用は流しよりホテル手配やアプリが安心 |
一人でも入りやすいお店は?食事や屋台で気を付けたいこと

台湾といえば、やっぱり美味しいグルメですよね!
小籠包、魯肉飯、牛肉麺、マンゴーかき氷、タピオカミルクティー…考えただけでもお腹が空いてきます。
でも、女子一人旅だと、お店に一人で入るのに少し勇気がいるな、と感じることもあるかもしれません。
大丈夫、台湾には一人でも気軽に食事を楽しめるお店がたくさんありますよ。
まず、一番気楽なのはデパートや駅ビルに入っているフードコートです。
色々なジャンルのお店が集まっているので、その日の気分で好きなものを選べますし、周りを気にせず自分のペースで食べられます。台北駅の微風廣場や、台北101の地下などが有名ですね。
また、セルフサービス式のカフェや、一部のローカルな食堂も一人で利用しやすいです。
カウンター席のあるお店も狙い目です。
牛肉麺のお店や、最近日本でも人気のラーメン店、回転寿司などは、一人客も多いので自然に馴染めます。
ちょっと挑戦してみたいなら、自助餐(ズージューツァン)と呼ばれる、好きなおかずを自分で選んでご飯に乗せてもらうタイプのお店もおすすめです。
指差しで注文できるので言葉の心配も少ないですし、野菜もたくさん摂れますよ。
朝ごはん屋さん(早餐店/ザオツァンディエン)も、ローカルな雰囲気で、豆乳や蛋餅(ダンビン)など台湾らしい朝食をサッと食べられて、一人でも全く問題ありません。
お店を選ぶときは、清潔感があるか、そして地元の人で賑わっているかをチェックすると、美味しいお店に出会える確率が高いです。
注文する時は、メニューに写真や日本語表記があればラッキーですが、なくてもスマートフォンの翻訳アプリを見せたり、食べたいものを指差したりすれば、大抵なんとかなります。
簡単な中国語、例えば、内用(ネイヨン/店内で食べる)、外帯(ワイダイ/持ち帰り)、多少錢(ドゥオシャオチエン/いくらですか?)などを覚えておくと便利かもしれませんね。
夜市などの屋台グルメを楽しむ際は、衛生面に少し気を配りましょう。
ちゃんと火が通っているか、お店の周りが清潔かなどを確認し、心配な場合は無理しないように。
値段が表示されていない場合は、注文前に確認するのがベターです。
一人旅の食事は、色々なものを少しずつ試せるのが魅力です。
もし食べきれなくても、多くのお店で持ち帰り(打包/ダーバオ)ができるので、遠慮なく頼んでみてくださいね。
美味しい台湾グルメを、心ゆくまで満喫しましょう!
しつこい声かけやナンパへのスマートな対処法
台湾の人々は親切でフレンドリーな方が多いのですが、残念ながら、時にはしつこい声かけやナンパに遭遇してしまう可能性もゼロではありません。
特に女性の一人旅だと、声をかけられやすいと感じる場面があるかもしれません。
例えば、観光地で日本語で親しげに話しかけてきたり、夜の繁華街で少し強引な客引きにあったりすることなどです。もし、少しでも怪しいな、しつこいなと感じたら、スマートに対処してその場を切り抜けましょう。
一番大切なのは、曖昧な態度をとらないことです。
興味がない場合は、きっぱりとした態度でいることが重要です。
目を合わせず、完全に無視して通り過ぎるのが効果的な場合も多いです。
もし何か言われたら、中国語で不要(ブーヤオ)ときっぱり言うか、首を横に振るだけでも意思は伝わります。
あるいは、我不會說中文(ウォー ブーフイ シュオ ジョンウェン)つまり中国語は話せません、と言うのも良いでしょう。
それでもしつこくついてくるようなら、早歩きでその場を離れ、近くのコンビニや明るいお店に入るのがおすすめです。特に注意したいのは、夜の繁華街やバー、クラブ周辺などです。
酔っ払いに絡まれたり、執拗に誘われたりする可能性も考えられます。
あまりにもしつこい場合や、身の危険を感じるような場合は、ためらわずに大声を出す、周囲の人に助けを求める、近くにある警察署(派出所)へ駆け込むなどの行動も必要です。
私自身は、台湾で怖い思いをしたことはありませんが、観光地で日本語で話しかけられ、少し長話になりそうだったので、用事があるふりをしてその場を離れた経験はあります。
大切なのは、常に少しの警戒心を持つこと。
でも、過度に怖がる必要はありません。
ほとんどの人は親切ですから、そのことを忘れずに、旅を楽しんでくださいね。
歩きスマホをしたり、きょろきょろと不安そうにしたりしていると、隙があるように見られがちなので、堂々とした態度でいることも、ある意味での自衛策になるかもしれません。
スリや置き引きから身を守る具体的な対策

楽しい台湾旅行中に、スリや置き引きの被害にあってしまったら、せっかくの思い出が台無しですよね。残念ながら、観光客を狙った軽犯罪は、比較的安全な台湾でも発生しています。
自分の身と大切な荷物を守るために、しっかり対策しておきましょう。
スリや置き引きが特に発生しやすいのは、人が多く集まる場所です。
例えば、士林夜市や饒河街夜市のような有名な夜市の人混み、MRT(地下鉄)やバスのラッシュ時、台北駅のような大きなターミナル駅、九份などの人気観光地が挙げられます。
また、レストランやカフェで席を確保する際に、荷物を置いたままその場を離れるのも非常に危険です。
手口としては、複数人のグループで注意をそらしている間に貴重品を抜き取る、背後から気づかれないように近づいてバッグを開ける、バイクで走りながらバッグをひったくる、などがあります。
具体的な対策としてまず心がけたいのは、貴重品の管理です。
持ち歩く現金は必要最低限にして、残りはホテルのセーフティボックスなどに保管しましょう。
パスポートも同様に、コピーを持ち歩き、原本は安全な場所に保管するのがおすすめです。
お財布をズボンの後ろポケットに入れるのは絶対にやめましょう。
バッグは体の前に抱えるように持つのが基本です。
ファスナー付きのものを選び、常にきちんと閉めておくことを習慣づけましょう。
ショルダーバッグの場合は、車道とは反対側の肩にかけるようにすると、バイクでのひったくり防止に繋がります。
人混みの中では特に警戒し、常に周囲の状況に気を配ることが大切です。
誰かに話しかけられた時も、荷物から意識を離さないようにしてください。
レストランやカフェで席を取る際は、スマートフォンや財布などをテーブルに置いたままにするのは厳禁です。
バッグも椅子の背もたれにかけたりせず、自分の膝の上や、足元でも体に触れる位置に置くようにしましょう。
高価なブランド品をこれ見よがしに身に着けない、現金は一か所にまとめず分散して持つ、といった工夫も有効です。
もし万が一被害に遭ってしまったら、まずは身の安全を確保し、すぐに警察(110番)に届け出ましょう。
盗難証明書を発行してもらうことが、保険請求などの手続きに必要になります。
しっかり対策して、安心して台湾の魅力を満喫してくださいね。
言葉が通じない時のコミュニケーション術と便利フレーズ

台湾旅行の楽しみの一つは、現地の人々との交流ですよね。
でも、言葉が通じるか不安…という方も多いのではないでしょうか。
台湾の公用語は中国語(繁体字)ですが、心配しすぎなくても大丈夫です。
若い世代や、ホテル、観光地のスタッフなどは英語が話せる人も増えていますし、中には簡単な日本語を話せる親切な方もいます。
たとえ言葉が完璧に通じなくても、伝えようとする気持ちとちょっとした工夫があれば、コミュニケーションは 取れますよ。
まず、最強の武器は笑顔とジェスチャーです。
にっこり笑って、身振り手振りを交えれば、意外と意思は通じるものです。
また、漢字を使う文化なので、筆談も有効な手段です。
特に地名やお店の名前、欲しい物の名前などは、紙に書いて見せるとスムーズに伝わることがあります。
ただし、日本語の漢字と台湾で使われる繁体字は少し違う場合もあるので、スマートフォンのメモ帳などに表示して見せるのが確実かもしれません。
そして、現代の必須アイテムといえば、スマートフォンの翻訳アプリです。
Google翻訳などは非常に精度が高く、音声入力やカメラでの翻訳機能も便利なので、ぜひ活用しましょう。
行きたい場所の写真や、欲しい商品の画像を見せるのも、言葉以上に分かりやすく伝わる方法です。
もちろん、少しでも現地の言葉を知っていると、コミュニケーションはもっと楽しくなります。
いくつか覚えておくと便利なフレーズをご紹介しますね。
日本語意味 | フレーズ(漢字) | 読み方(カタカナ) |
---|---|---|
こんにちは | 你好 | ニーハオ |
ありがとう | 謝謝 | シエシエ |
すみません/ごめんなさい | 不好意思 | ブーハオイース |
これ | 這個 | ジェイガ |
いくらですか? | 多少錢? | ドゥオシャオチエン? |
これが欲しいです | 我要這個 | ウォー ヤオ ジェイガ |
トイレはどこですか? | 洗手間在哪裡? | シーショウジエン ザイ ナァリ? |
聞き取れません | 我聽不懂 | ウォー ティンブドン |
中国語は話せません | 我不會說中文 | ウォー ブーフイ シュオ ジョンウェン |
完璧な発音でなくても大丈夫。大切なのは、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢です。
言葉の壁を恐れずに、台湾の人々との触れ合いを楽しんでくださいね。
女子の台湾一人旅注意点のまとめ
記事をまとめます。
- 台湾の治安は比較的良好ですが、油断せず常に海外にいる意識を持つ
- 人混み(特に夜市や駅)でのスリ、置き引きに注意し、荷物は体の前で管理
- 深夜の一人歩きや人気のない路地裏への立ち入りは避け、安全な行動を
- ホテルは治安の良いエリア(中山、大安など)の駅近を選び、セキュリティと女性の口コミをチェック
- 防犯ブザーやセキュリティポーチなどを活用し、貴重品の管理を徹底
- 通信手段(SIMカード、Wi-Fiルーター、eSIMなど)を事前に準備
- 治療・救援費用を十分にカバーする海外旅行保険には必ず加入
- 緊急連絡先リスト(家族、保険会社、日本台湾交流協会など)と保険情報は常に携帯
- しつこい声かけやナンパには、曖昧な態度は取らず、毅然と無視または拒否
- 言葉が不安でも、翻訳アプリやジェスチャー、筆談などを活用して積極的にコミュニケーション