台湾旅行といえば、美味しいグルメや夜市、レトロな街並みなど魅力がたくさん。その中でも特に人気なのが、十分(シーフェン)でのランタン飛ばし体験です。夜空にふわりと舞い上がるランタンに願い事を託すこの風習は、幻想的なひとときを演出してくれるとあって、カップルや友人同士、家族旅行でも大好評。
でも「予約なしで体験できるの?」「当日行っても大丈夫?」「九份でもできるの?」と、不安に思う方も多いはず。この記事では、台湾・十分のランタン飛ばしを予約なしで楽しむ方法を徹底解説します。アクセス方法や混雑状況、料金、体験の流れ、注意点まで網羅しているので、初めての方でも安心して計画できます。
この記事を読めば、旅の途中でも気軽に立ち寄れるランタン体験の魅力や、スムーズに行動するコツがしっかり分かりますよ。台湾旅行の大切な思い出づくりに、ぜひ活用してください。
- 十分では予約なしでランタン飛ばしができる
- 九份ではランタン体験ができない
- 現地での体験の流れと必要な時間・費用
- 混雑や天候などへの対策と注意点
十分・九份で台湾ランタン飛ばしは予約なしでもできる?
- 十分でランタンは本当に予約不要?
- 九份でランタン体験はできる?
- ランタン屋台での現地受付の流れ
- ランタン体験の所要時間と流れ
- 混雑する時間帯と注意点(土日・連休)
十分でランタンは本当に予約不要?

結論から言うと、台湾・十分でのランタン飛ばしは基本的に予約不要で体験できます。初めて訪れる人にとっては不安に感じるかもしれませんが、実際にはとても気軽に楽しめるアクティビティです。
十分老街(シーフェン・ラオジエ)では、線路沿いに数多くのランタン屋が軒を連ねており、その場でお店を選んで申し込むだけでOK。面倒な事前予約は一切必要なく、ふらっと立ち寄ってすぐに体験できるのが魅力です。
営業時間はおおむね午前10時頃から夕方19時頃まで。夜遅くなると営業を終了する店が多いため、日中の明るい時間帯の訪問がベストです。特に15時〜17時くらいが混雑のピークになることが多いため、午前中の訪問なら比較的スムーズに体験できます。
料金はランタン1個150〜350元前後で、カラフルな4色ランタン(願い事を書く面が4面あるタイプ)はやや高めの傾向。どのお店も大きな価格差はなく、店員が写真や動画を撮ってくれるサービスも基本無料でついてきます。スマホを渡せば、撮影スポットやタイミングを熟知したスタッフがとても上手に記録してくれるので、思い出づくりにもぴったりです。
ただし注意が必要なのが、旧正月時期に開催される「平渓天燈節(へいけいてんとうせつ)」。このイベントでは一斉にランタンを飛ばす大規模な催しが行われるため、整理券や事前申込が必要になります。参加希望者が多く、抽選や早朝からの並びが必要になることもあるので、この時期だけは別物と考えましょう。
通常の観光シーズンであれば、「予約なしで行っても問題なく体験できた」という旅行者の声が多く、気軽さ・手軽さが十分ランタン体験の魅力と言えるでしょう。
九份でランタン体験はできる?

実は、九份ではランタン上げ体験はできません。観光名所として有名なこのエリアで、夜景やレトロな街並みを楽しみに訪れる人も多いですが、ランタンを空に飛ばす体験は提供されていません。
その理由は、九份の地形と文化にあります。九份は山の斜面に広がる細い石畳の路地が特徴で、狭いエリアに観光客が集中するため、ランタンを飛ばすための広いスペースがないのです。また、もともとランタンを飛ばす文化もこの地域にはありません。
台湾で本格的にランタンを飛ばす文化が根付いているのは、十分(シーフェン)という街。十分駅周辺の線路沿いが、観光客がランタン体験を楽しむ本場として知られています。したがって、九份でランタンを飛ばしたいと思っても、実際には不可能。ランタン体験をしたい場合は、十分まで足を延ばす必要があります。
多くの観光客が利用しているのが、「九份+十分」セットの現地ツアーです。九份での散策と、十分でのランタン飛ばしが一緒に体験できるため、時間効率もよく、初めての台湾旅行でも安心です。これらのツアーの多くは、当日予約可能で、現地のホテルや旅行カウンター、オンラインでも気軽に申し込めます。
もちろん、ツアーを利用せずに個人で移動することもできますが、台北→九份→十分と回る場合は、移動にやや手間がかかるため、旅の時間に余裕があるときのほうが安心です。ツアーでは車で直接連れて行ってくれるため、乗り換えなどのストレスもありません。
ちなみに、九份の街なかで装飾用のランタンやランタンを模した写真スポットを見かけることはありますが、実際に空に飛ばすことはできません。本物のランタン飛ばしを楽しみたいなら、やはり十分一択です。
ランタン屋台での現地受付の流れ

十分でのランタン飛ばしは、現地でとてもシンプルな手順で体験できます。予約も特別な準備も不要で、**「お店を選んで飛ばすだけ」**という気軽さが魅力です。ここでは、現地でのランタン体験の流れを具体的にご紹介します。
まず、十分駅を出ると、すぐ目の前に線路沿いのランタン屋台がずらりと並んでいます。どのお店も基本的に内容やサービスは似ており、料金も大きな差はありません。特にこだわりがなければ、空いている店や雰囲気がよさそうなところを選ぶと良いでしょう。
次に、ランタンの色や種類を選びます。ランタンには色ごとに意味があり、たとえば「赤=健康」「黄色=金運」「ピンク=恋愛」「青=勉強運」など、それぞれの願いに合わせて選べます。1色・4色・8色といったバリエーションがあり、価格はおおよそ150元〜350元。カラフルな多色ランタンは記念写真にも映えるため人気です。
ランタンが決まったら、その場で料金を支払います。現金が基本ですが、一部では電子マネー(LINE Payや街口支付など)に対応していることもあります。
その後、ランタンに願い事を書きます。お店のスタッフがランタンを広げてくれて、筆と墨を渡してくれるので、自由に文字や絵を描きます。複数人で1つのランタンをシェアし、それぞれが1面ずつ書くスタイルもOKです。書いている時間は10分程度で、どの世代でも楽しめます。
書き終えたら、店員に声をかけるとランタンに火をつけてくれます。燃料がついたランタンが徐々に温まり、浮かぶ準備が整うと、店員が線路の中央に案内してくれます。撮影サービスも含まれていて、スマホやカメラを渡せば店員がベストショットを連写してくれるのがうれしいポイントです。
最後に、店員の合図でランタンを空に放ちます。空へ舞い上がっていくランタンを見送る瞬間は、とても幻想的で感動的なひととき。友人や家族、カップルで体験すれば、きっと忘れられない思い出になるはずです。
なお、営業時間は10時〜18時または19時頃までが一般的。暗くなる前の明るい時間帯がおすすめです。雨の日も体験可能ですが、風が強すぎる日は中止になる場合があります。また、ランタンを飛ばす場所が線路上のため、電車が来たときには一時的に避けるよう案内されます。
ランタン体験の所要時間と流れ

十分でのランタン体験は、初めてでもとてもわかりやすく、旅のスキマ時間にぴったりのアクティビティです。
体験にかかる所要時間はおよそ1時間ほどが目安。十分老街を散策したり、近くの**十分瀑布(シーフェンの滝)**まで足を延ばす場合は、最低でも2時間〜2時間半を見ておくと安心です。
以下が、現地でのランタン体験の一連の流れです。
まずは、お店選びと受付からスタート。十分駅を出るとすぐに、線路沿いにカラフルなランタン屋台がずらりと並んでいます。すべて予約不要で当日受付OKなので、好きなお店に直接声をかけましょう。
次に、ランタンの色や種類を選びます。色によって願い事の意味が異なり、たとえば赤は健康運、黄色は金運、ピンクは恋愛運、青は学業運とされています。ランタンは1色・4色・8色などのバリエーションがあり、料金は150元〜350元が目安。色が多いほど書く面が増え、記念にもなります。
選んだらその場で料金を支払い、次は願い事を書く工程です。お店の人がランタンを広げてくれて、筆と墨を渡してくれます。自由に文字やイラストを描くことができ、複数人で1つのランタンを分け合って書くのも人気です。
書き終えたら、スタッフに声をかけて撮影の準備へ。ランタンを飛ばす前に、線路上のベストポジションへ案内してくれ、スマホやカメラを渡せば写真や動画を撮ってくれるのが定番のサービスです。店員さんは慣れていて、ポーズやタイミングも的確にアドバイスしてくれるので、素敵な思い出がしっかり残ります。
準備が整うと、スタッフがランタンに火をつけてくれます。熱気でふわっと膨らんだランタンを、合図とともに空へ放つ瞬間はまさに感動的。空に浮かんでいく様子を見送ると、自然と願いが叶いそうな気持ちになります。
なお、営業時間は午前10時から19時ごろまでが一般的。暗くなる前の夕暮れ時、日没前後のゴールデンタイムは特に人気が高いです。雨の日も体験は可能ですが、風が強いときには中止となることもあるので、天気予報の確認をお忘れなく。また、飛ばす場所が線路上なので、電車が来るときは一時的に避ける必要がある点にも注意しましょう。
シンプルな流れながら、一つ一つのステップに旅の思い出が詰まっていて、十分観光のハイライトにもぴったりの体験です。
混雑する時間帯と注意点(土日・連休)

十分のランタン体験は、台湾の人気観光アクティビティの一つとして知られており、特に週末や連休になると多くの旅行者が訪れます。
混雑のピークは土日・祝日の夕方17時〜19時頃。この時間帯はランタンの光が最も幻想的に映えるため、写真を撮るにはベストですが、同時に人も集中するタイミングです。
また、旧暦の元宵節(ランタンフェスティバル)が行われる2月頃には、特に「平渓天燈節」の時期に合わせて混雑が激化。現地に到着してから受付までに長い待ち時間が発生することも珍しくありません。
この混雑を避けたいなら、午前中から昼過ぎの訪問がおすすめです。この時間帯ならお店も空いていて、比較的スムーズに体験できます。特に11時〜14時頃は写真もきれいに撮れ、明るいランタンもはっきりと映ります。
もうひとつの注意点が帰りの交通機関です。十分は山間の小さな町で、バスやタクシーが夕方〜夜に混みやすく、特に九份や台北方面へ戻る便は乗れないこともあります。スムーズに帰りたい場合は、17時前には移動を始めるか、少し早めの便を狙うと安心です。
また、安全面やマナー面でも気を配ることが大切です。ランタン体験は線路沿いで行われるため、列車が来るときは必ずスタッフの指示に従って退避しましょう。列車は音も静かで、うっかりしていると気づきにくいこともあるので要注意です。
ランタンは、公式店舗で購入することで安全基準を満たした素材を使用したものが提供されます。非公式な店や路上販売のものは品質に不安があることもあるので、必ず信頼できる店舗を選びましょう。
天候にも左右されるアクティビティなので、雨天の場合はレインコートを持参すると便利です。傘よりも動きやすく、写真撮影の邪魔にもなりません。なお、強風時には安全のため中止になることもあるので、現地でスタッフの判断に従ってください。
観光地として多くの人が訪れる場所ですので、ごみを持ち帰る、他の人の撮影の邪魔をしない、大声で騒がないなど、基本的なマナーも忘れずに。
混雑していても、ちょっとした工夫と心がけでストレスを感じずに快適にランタン体験を楽しむことができます。余裕を持ったスケジュールで行動すれば、十分の魅力を存分に味わえるはずです。
台湾ランタン飛ばしを予約なしで楽しむためのコツと体験談
- 十分ランタンの値段とおすすめ屋台
- 雨の日でも飛ばせる?天候による注意点
- 自分で願い事を書ける?
- 台北から十分へのアクセスと当日の動き方
十分ランタンの値段とおすすめ屋台

十分でのランタン体験は、価格が比較的一律でわかりやすく、旅行者にとって安心して利用できるアクティビティです。お店によって若干の違いはあるものの、料金の相場はほぼ統一されており、どの店でも大きく損をすることはありません。
ランタンの種類は主に3タイプあり、それぞれ以下のような料金設定になっています。
ランタンの種類 | 値段(元) | 内容・特徴 |
---|---|---|
1色ランタン | 150~200元 | 願い事1種類、1色を選択 |
4色ランタン | 200~250元 | 4面それぞれ異なる色、人気No.1 |
8色ランタン | 約350元 | 8色すべての願いを込められる |
特に人気なのが4色ランタンで、1面ごとに異なる色を使うことで、健康運・金運・恋愛運・学業成就など複数の願いを一度に込めることができるため、日本人観光客にも大変好評です。
色の意味は店舗によって多少異なる場合もありますが、一般的には以下のような願いが込められています。
- 赤:健康運
- 黄:金運
- 青:仕事運
- 紫:学業・合格祈願
- 白:厄除け・家内安全
- オレンジ:恋愛運
- 緑:開運
- ピンク:幸福運
- 桃色:人気運
願いに合わせて色を選ぶ楽しみもあり、色の意味をじっくり考えながら決めるのも醍醐味です。
おすすめの店舗として名前がよく挙がるのが、**「吉祥天燈(ジーシャン・ティエンダン)」**です。
十分駅から徒歩約5分、新北市平溪區十分街94號にあり、営業時間は8:00〜20:00。
このお店の特徴は、スタッフの対応がとても丁寧で、写真や動画撮影にも積極的に協力してくれる点。また、店内にトイレがあるため、家族連れや女性にも安心感があるという声も多いです。
もちろん、十分駅周辺には他にもたくさんのランタン屋台があります。どのお店も基本的には同じような価格帯・サービス内容ですが、写真映えやホスピタリティを重視するなら「吉祥天燈」は特におすすめです。
気軽に立ち寄ってその場で体験できるという点で、十分のランタン屋台はどこを選んでも満足度が高く、観光の楽しみとして非常に優秀です。色や願いごとを選ぶ楽しさと、撮影してもらえる安心感、そして幻想的なランタンが舞う瞬間は、きっと旅のハイライトになるはずです。
雨の日でも飛ばせる?天候による注意点

旅のスケジュール上、どうしても「雨の日にランタン体験することになりそう…」という場面もありますよね。ご安心ください。十分でのランタン上げは、雨の日でも基本的には体験可能です。
十分で使われているランタンは、水に強い専用の紙で作られているため、多少の雨が降っていても問題なく空へ飛ばせます。実際に、小雨の中でも観光客が集まり、いつも通りの雰囲気でランタンを飛ばしている様子がよく見られます。店舗も通常営業しており、対応にも慣れているので安心です。
ただし、いくつかの注意点と対策があります。
まず、強風や豪雨の際は体験が中止になることがあります。ランタンが風に流されると、周囲の建物や人に接触して危険を招く可能性があるため、現地スタッフの判断で中止が決まった場合は必ず従いましょう。天気が急変しやすい十分の地形も考慮すると、安全第一で行動することが大切です。
雨天時に便利なのが、レインコートや防水パーカー。ランタンを飛ばすときは両手がふさがるため、傘はかえって不便になりがちです。周囲との距離も近いため、傘の先が他の人に当たってしまう危険もあります。また、足元が濡れて滑りやすくなるため、防水スニーカーや歩きやすい靴の着用もおすすめです。
スマホやカメラで思い出を残す予定があるなら、防水ケースやジップ付き袋に入れておくと安心。雨粒による故障や撮影時のトラブルも防げます。
さらに、十分は山間にあるため気温が下がりやすく、特に雨の日の夕方以降は冷え込むことがあります。体温調整がしやすいよう、重ね着や薄手の防寒具、ウィンドブレーカーなどを準備しておきましょう。
そして何より大切なのは、天気の急変に備えること。台湾の山間部では、晴れていたと思ったら急に雨が降るというケースも珍しくありません。事前に天気予報を確認し、荒天が予想される場合はスケジュールの調整を検討するのがベストです。
まとめると、小雨程度であればランタン体験に支障はありません。むしろ、雨粒に反射するランタンの光が幻想的でロマンチックという声もあるほど。ただし、強風・豪雨・落雷などの荒天時には安全のため中止もあり得るという点を理解して、無理のない計画を立てましょう。
自分で願い事を書ける?

十分のランタン体験の大きな魅力のひとつが、自分の手で願い事を書き込めることです。
観光アクティビティでありながら、とても個人的で想いのこもった体験ができるのは、この文字入れの工程があるからこそ。
現地のお店では、スタッフがランタンを広げてセットしてくれ、備え付けの筆と墨汁を使ってランタンに直接文字やイラストを書くスタイルが主流です。筆を持つのが初めてでも大丈夫。書き方の見本や、よく使われる願い事の例なども掲示されているので、初めての方でも安心して参加できます。
ランタンは通常4面構成で、種類によっては8面に分かれているものもあります。面ごとに願い事のジャンルを変えて書くことができ、たとえば「健康」「金運」「恋愛」「仕事」など、複数の願いを一度に込めることが可能です。
グループで1つのランタンを体験する場合も、1人1面ずつ書くことができるので、それぞれの思いを込めた個性的なランタンが完成します。日本語やイラストももちろんOK。旅の記念に、名前や日付を大きく書いておくと、後で写真を見返したときにいい思い出になります。
ランタンの色ごとに意味があることも、文字入れ体験をより楽しくしてくれる要素です。たとえば:
- 赤=健康運
- 黄色=金運
- 青=仕事運
- 紫=学業成就
- ピンク=恋愛運
- 白=厄除け
- 緑=開運
など、それぞれの色に対応した願いを書くと、より意味のあるランタンになります。色を選んでから、それに合ったメッセージを考えるのもおすすめです。
書き終えた後は、店員さんがランタンを回してくれて、全ての面にしっかりと書けるようサポートしてくれます。文字を書いた後は、墨が乾くのを待ってから飛ばすので、にじむこともなく、しっかりと記録に残せます。
写真撮影との相性も抜群で、筆で願いを書く様子を写真に収める人も多く、旅の一瞬を形に残すのにぴったり。インスタ映えする構図やポーズのアドバイスをしてくれる店員さんもいます。
このように、自分で願いを書く工程そのものが、旅の体験として非常に特別な時間になります。願いごとを文字にすることで、自分の想いと向き合うきっかけにもなり、「ただの観光」では終わらない感動を味わえるはずです。
台北から十分へのアクセスと当日の動き方

十分でのランタン体験は、台北から日帰りで気軽に訪れることができるのが魅力です。アクセスの基本は鉄道移動。台湾のローカル列車を利用して向かう道のりは、旅情もたっぷり感じられます。
まずは、台北駅から「瑞芳駅(ルイファン)」まで台湾鉄道(台鉄)を利用します。利用できる列車の種類と所要時間、料金は以下のとおりです:
- 普悠瑪號・太魯閣號(特急):約30分(76元)
- 自強號(快速):約40分(76元)
- 莒光號(急行):約45分(59元)
- 區間車(普通):約50分(49元)
チケットは窓口・券売機・公式アプリなどで購入可能で、特急などは事前予約が安心です。
瑞芳駅で下車したら、ローカル路線「平渓線(へいけいせん)」に乗り換え、「十分駅」で下車します。
この平渓線は1時間に1本ほどの運行なので、あらかじめ時刻表を確認してスケジュールを組むのがとても重要。乗り換えの待ち時間を考慮しておくと安心です。瑞芳から十分までは約35〜40分の道のりです。
また、沿線観光を楽しむなら、平渓線一日乗車券(80元)がおすすめ。十分以外にも平渓駅・菁桐駅など途中下車して観光ができます。
台北から十分までのトータル所要時間はおおよそ1時間半程度、交通費も合計100〜150元前後と非常にリーズナブル。台湾の鉄道旅を味わいながら、観光もできるのが魅力です。
■当日の動き方:モデルコース
- 朝、台北駅を出発(8:30〜9:30頃がおすすめ)
午前中のうちに十分へ到着できると、1日を有効活用できます。 - 十分到着後、ランタン体験(約1時間)
駅を出てすぐの線路沿いに屋台が並び、予約不要で好きなお店を選んで体験可能。受付、願い事記入、撮影、打ち上げまでがスムーズに楽しめます。 - 十分老街の散策&観光
ローカルグルメを楽しんだり、お土産探しも楽しいエリア。時間があれば、徒歩で行ける**十分瀑布(約20〜30分)や静安吊橋(徒歩3分)**も見どころ。 - 九份や沿線の別の駅へも移動可能
一日乗車券を使って、菁桐駅などにも立ち寄ったり、瑞芳駅まで戻って九份観光へ足を延ばすのもおすすめ。 - 帰りの電車に注意
平渓線の本数は少ないため、帰路の時刻は事前に確認必須。夕方以降は混雑することもあるので、早めの移動を意識しましょう。
■ワンポイントアドバイス
- スケジュールは「十分に何時に着きたいか」から逆算して組み立てると無駄がありません。
- 十分での滞在時間は、ランタン体験のみで1時間、老街や滝観光も含めると2〜3時間が目安。
- ランタン屋はすべて予約不要。現地で自由に選べる気軽さが魅力です。
- 夏でも車内は冷房が強めなので、羽織りものがあると快適です。
まとめると、台北から十分へは「台鉄+平渓線」を使って約1時間半、交通費も安価でアクセス良好。朝早めに出発すれば、ランタン体験はもちろん、周辺の観光スポットも効率よく回ることができます。時刻表の確認と余裕をもった行動が、快適な旅のコツです。
台湾のランタン飛ばしは予約なしでも楽しめるのまとめ
記事をまとめます。
- 十分のランタン飛ばしは基本的に予約不要で当日体験できる
- 九份ではランタン飛ばしはできないので十分まで移動が必要
- ランタン屋台は十分駅周辺の線路沿いに多数並んでいる
- ランタンの色や種類によって料金が異なる(150元〜350元)
- 願い事は筆と墨で自分の手で直接書き込める
- ランタン1つに複数人で書き込むことも可能
- 最も混雑する時間帯は土日・祝日の17時〜19時ごろ
- 雨の日でも体験は可能(強風時は中止の可能性あり)
- 撮影サービスはほとんどのお店で無料対応してくれる
- 台北からは鉄道で約1時間半、瑞芳駅から平渓線に乗り換え
- 平渓線は本数が少ないため、時刻表の事前確認が必須
- 老街や滝観光を含めるなら2〜3時間の滞在が理想
- レインコートや防水グッズを用意しておくと安心
- 十分では予約不要なので、その場の雰囲気でお店選びが楽しめる
- 一日乗車券を使えば他の平渓線の観光地も自由に巡れる