台湾旅行といえば、真っ先に名前が挙がる人気スポット九份。
赤い提灯が灯るノスタルジックな街並みや、坂道に並ぶ屋台、阿妹茶樓から見下ろす絶景など、どこを切り取っても絵になる風景が魅力。
ジブリの世界を思わせるその雰囲気に惹かれて、多くの観光客が訪れるため、混雑が避けられない場所としても知られています。
でも実は、訪れる時間帯やタイミングを少し工夫するだけで、混雑を回避しながらゆったりと九份を楽しむことができるんですよ。
朝に行くべき?夕方が狙い目?帰りの交通はどうする?そんな疑問を持つ初心者の方に向けて、この記事では、九份の混雑回避の時間帯をテーマに、実際に訪れた体験をもとにした実用的な情報をわかりやすく紹介していきます。
旅行がもっと楽しく、快適になるようなヒントをたっぷり詰め込んでいるので、ぜひ最後まで読んで、理想の九份旅をプランニングしてみてください!
九份の混雑回避の時間帯とそのコツを徹底解説!

- 混雑時間を知ってベストな訪問
- 朝ツアーで快適な観光を満喫
- 朝ごはんを九份で楽しむ
- 夕方から混みはじめるので要注意
- 夕暮れの時間にこだわるなら工夫を
混雑時間を知ってベストな訪問
⚠ 混雑ピークの目安
14時〜18時は特に混雑!狭い路地で立ち止まることも。
九份の混雑ピークは、午後2時から6時の時間帯。
ちょうど日帰りツアーの観光客が集まる時間で、狭い路地が人で埋まってしまいます。
特に土日や連休はかなり混雑し、歩くのも一苦労。私が日曜の15時に訪れた際には、阿妹茶楼の写真を撮るのにも10分以上待ちました。
もし可能なら、平日を狙って訪れるのがおすすめ。
さらに、早めの時間に訪問すれば、写真撮影や食べ歩きもスムーズに楽しめます。
混雑する時間を避けるだけで、九份の魅力をゆったり味わえるようになります。
朝ツアーで快適な観光を満喫
九份をゆっくり楽しむには、朝出発のツアーが断然おすすめです。
私が参加したのは、台北発の少人数制朝ツアー。
午前8時頃に台北駅を出発し、10時前には九份に到着。観光客が少ない時間帯で、写真もバッチリ撮れて、お茶屋も落ち着いて楽しめました。
朝の空気はひんやりして気持ちよく、階段もそれほど辛く感じませんでした。
現地ガイドさんが裏道ルートを案内してくれるのもメリット。九份老街だけでなく、周辺の十分や黄金博物館なども回れる充実プランで、費用は一人当たり約3,500円でした。
【朝ツアーの流れ】
8:00 台北駅集合
10:00 九份到着、ガイドの案内で老街散策
12:00 茶屋でひと休み
朝ごはんを九份で楽しむ

意外と知られていないのが、九份で朝ごはんを楽しむという過ごし方。
朝8時頃には地元の豆漿店やお粥のお店が営業を始めています。
私が立ち寄った九份阿妹早餐は、豆漿(豆乳)と蛋餅(台湾風クレープ)がセットで約200円ほど。素朴な味わいがたまりません。
観光地の食べ歩きよりもローカルな雰囲気を味わえるのが魅力で、混雑前にのんびり散策するにはぴったりの時間帯です。朝食をとってから阿妹茶樓でお茶を楽しむコースもおすすめ。
夕方から混みはじめるので要注意
九份の人気は夕暮れ時。
提灯が灯り始め、阿妹茶楼の幻想的な雰囲気が魅力ですが、それを目当てに観光客が一気に増えます。
特に、午後4時以降は急激に混み合い、階段も写真スポットも大行列に。
私は一度、夕方に訪れたことがありますが、入場制限がかかるお店もあり、楽しむ余裕が少なかったです。
どうしても夕暮れを狙いたい場合は、15時前に現地入りしておくのがコツ。
それなら場所取りや席取りも可能です。
夕暮れの時間にこだわるなら工夫を

九份の夕暮れは季節によって異なりますが、目安は18時頃。
太陽が山の向こうに沈む様子や、ゆっくりと灯る提灯の光は本当に幻想的です。
夕暮れを狙うなら、カフェやお茶屋に早めに入店して、席を確保するのがおすすめ。
また、阿妹茶樓以外にも天空之城など、比較的穴場のカフェもあります。
落ち着いた雰囲気で夕暮れを楽しめるので、人混みを避けつつロマンチックな時間を過ごせます。
九份の混雑回避の時間帯を意識した旅のプランニング術
- 昼間の九份は避けるのが吉
- タクシーで帰りはストレスフリー
- 個人ツアーを活用してマイペースに
- 滞在時間は2〜3時間が目安
- ベストシーズンは春と秋
昼間の九份は避けるのが吉
昼間の九份は、観光バスで到着する団体客が多く、とにかくごった返します。
特に12時〜16時は最も混み合う時間帯で、トイレやお店のレジに並ぶのにも時間がかかることが。
私は以前この時間帯に訪れ、食事もままならず疲れてしまった経験があります。
ゆったり楽しむなら、この時間は避けて早朝か夕方前に訪れるのが◎。
昼間は台北市内でゆっくり観光やショッピングをして、時間をずらすプランがおすすめです。
タクシーで帰りはストレスフリー

帰りの足を心配している人は多いですが、夜の九份から台北までの帰路は、バスが混雑して乗れないこともしばしば。
そんなときに便利なのがタクシー。
九份老街の出口付近にはタクシー乗り場があり、料金は約1,200〜1,500元(約5,000〜6,000円)程度。
私も友人と4人で利用しましたが、一人1,500円ほどで快適に帰れました。
夜の山道を安全に帰れる安心感も大きいです。
個人ツアーを活用してマイペースに
自分のペースで観光したいなら、個人ツアーの利用が便利です。
例えばKKdayやKlookでは、日本語対応のドライバー付きプランがあり、九份だけでなく、十分や猫村(侯硐)といった人気スポットも自由に組み合わせ可能。
価格はグループあたり5,000〜8,000円で、人数で割れば意外とリーズナブル。
私が利用したドライバーさんは親切で、写真撮影も手伝ってくれて大満足。
英語や中国語が苦手でも安心して参加できます。
滞在時間は2〜3時間が目安

九份での滞在時間は、だいたい2〜3時間がちょうど良いです。
老街の食べ歩き、阿妹茶樓やカフェでの休憩、お土産探しなどを楽しむにはこのくらいがベスト。
あまり長居しても、混雑や坂道の疲れでへとへとになってしまいます。
私の場合、午前10時に到着して13時には下山。
その後、十分でランタン上げをしてから台北に戻りました。
このスケジュールだと、1日で人気スポットを効率よく巡れます。
ベストシーズンは春と秋

九份を快適に楽しむなら、春(3〜5月)と秋(9〜11月)がベストシーズン。
この時期は気温が20〜25度と過ごしやすく、湿度も低め。
夏は暑くて湿気も多く、冬は霧や雨が多いため、写真映えしづらいのがデメリット。
私は秋に訪れたことがありますが、空気が澄んでいて提灯の灯りも一層美しく感じられました。
天気が良ければ、山からの見晴らしも最高です。服装は薄手の羽織があると安心。
まとめ:九份の魅力を最大限に味わうには、混雑回避がカギ!
✅ 九份を快適に楽しむポイント
・朝〜昼前の時間帯を狙う
・タクシーや個人ツアーで移動をラクに
・夕暮れを狙うなら15時までに現地入り
九份は台湾旅行で外せない名所ですが、訪れる時間帯によって楽しさが大きく変わります。
混雑を避けるためには朝早く訪れるか、夕方より前に現地入りするのがポイント。
個人ツアーやタクシーの活用、ベストシーズンの選択なども工夫しながら、快適な旅を楽しみましょう。
初めての台湾旅行でも、少しの準備と工夫で安心して楽しめます。
ぜひこの記事を参考に、自分だけの素敵な旅プランを立ててみてください!