台北旅行を計画していると、ふと気になるのが雨の日の過ごし方。
台北は天気が変わりやすく、突然の雨に戸惑ってしまう旅行者も少なくありません。
せっかくの旅を無駄にしたくない、でも傘を差しての移動や屋外観光はできれば避けたい…そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、台北 雨の日 観光をもっと快適に、そして思い出深く過ごすためのアイデアをたっぷりご紹介します。
台北駅周辺の半日モデルコース、雨の日でも楽しめるグルメとカフェ、観光中に使える便利アプリや地下街の歩き方、さらには子ども連れでも安心のスポットまで、旅行初心者の方にもわかりやすく丁寧にまとめました。
屋内で過ごせるおすすめ観光スポットはもちろん、雨の日限定のお得な特典や、インスタ映えを狙えるスポットなど、実用的かつ楽しい情報が満載です。
雨の日でも台北の魅力を存分に味わえるよう、しっかり準備を整えて、ワクワクする旅をスタートさせましょう。
- 雨の日でも楽しめる台北の観光スポットや施設
- 台北での雨の日の移動や服装の工夫
- MRTを使った効率的な観光ルートの立て方
- 子連れやカップル向けの雨の日プラン
台北雨の日の観光をもっと楽しむための初心者ガイド
- 雨の日におすすめの屋内観光スポット
- 雨の日でも楽しめるグルメとカフェ
- 台北駅周辺で過ごす半日モデルコース
- 雨の日の台北旅行におすすめの服装と対策
- 雨でも快適に過ごせる地下街の歩き方
雨の日におすすめの屋内観光スポット

台北で雨が降ってしまっても、観光をあきらめる必要はありません。
むしろ雨の日だからこそ楽しめる、屋内観光スポットが充実しているのがこの街の魅力です。
まずおすすめしたいのが、MRT中正紀念堂駅すぐの国立中正紀念堂。
荘厳な建物内には歴史資料の展示室や記念ホールがあり、傘を差さずにじっくり台北の歴史に触れられます。
アートに触れたい方には、MRT台北101/世貿駅近くの台北市立美術館や、松山文創園区内にある誠品生活がぴったりです。
どちらも広々とした館内で、展示だけでなくカフェや書店も併設されており、雨の日でものんびりと過ごすことができます。
私自身、松山文創園区を訪れたときは外がかなりの大雨でしたが、建物の中でアートショップを見て回ったり、クラフト体験をしたりと時間を忘れて過ごせました。
カフェスペースでコーヒーを飲みながら雨音を聞いていると、不思議と心が落ち着く時間になったのも印象的です。
もし移動が面倒に感じる場合は、台北駅周辺の台北地下街に行ってみるのも一つの手です。
広大な地下エリアには、雑貨、アニメグッズ、ファッションなどが並び、ウィンドウショッピングだけでも十分に楽しめます。
天気が悪くても気持ちが沈まないように、あらかじめこうした屋内スポットをリストアップしておくと安心です。
雨の日でも楽しめるグルメとカフェ

台北は雨の日こそグルメが本領を発揮する街だと感じています。
天気に左右されず、じっくりと食事やお茶を楽しむにはぴったりの場所がたくさんあります。
例えばMRT東門駅周辺は、美味しいローカルグルメとおしゃれなカフェが共存するエリアで、雨の日に歩いて回るには最適です。
東門市場の中には、屋根付きの通路沿いに小籠包やお粥、魯肉飯などを提供するお店が軒を連ねており、雨でも濡れずに食べ歩きができます。
私は以前、ここで熱々の牛肉麺を食べたのですが、外の雨とスープの温かさが対照的で、ものすごくホッとした気持ちになりました。
また、静かに雨を眺めながら過ごせるカフェなら、MRT大安森林公園駅近くの「Fika Fika Cafe」や、「Woolloomooloo」などのカフェもおすすめです。
広めの店内、ゆったりとした席配置、そして窓から見える雨の景色が、街歩きとは違った贅沢な時間を与えてくれます。
台北のカフェは1杯のコーヒーが約120元〜180元程度と日本と同じか少し高めですが、空間の居心地やサービスの質が高く、長居しても気にならない雰囲気が魅力です。
旅行中の小休止にもぴったりなので、歩き疲れたときや、雨足が強くなったときの避難先としても重宝します。
台北駅周辺で過ごす半日モデルコース

雨の日に台北を観光するなら、移動が少なく屋内施設が充実している台北駅周辺でのモデルコースがおすすめです。
駅から直結のQスクエア(京站時尚廣場)。ここには国内外のファッションブランドや飲食店、書店、映画館もあり、ちょっとしたモールのような感覚で楽しめます。
午前中をここで過ごすと、ランチも館内で済ませられるので非常に便利です。
昼食後は少し足を延ばして、MRTで2駅の西門町へ向かうのもいい選択です。西門紅楼や台湾映画文化館など、雨でも楽しめる歴史建築や展示施設があり、街全体がカジュアルで歩きやすい雰囲気。
カフェや小さなお土産屋さんも多いので、のんびりと過ごすことができます。
私は以前、台北駅のQスクエアでショッピングをした後、西門町で映画館に入って数時間過ごしたことがあります。
思いがけず雨が長引いた日でしたが、予定を柔軟に変えられたことで、かえって新しい台北の楽しみ方を発見できました。
移動が最小限で済むこのモデルコースは、初めて台北を訪れる人にも安心しておすすめできます。
雨の日の台北旅行におすすめの服装と対策

台北は亜熱帯気候で、特に春や夏には急なスコールや長雨が降ることもあります。
雨の中でも観光を楽しみたいなら、事前の服装選びとちょっとした対策がカギになります。
まず服装としては、通気性の良い軽めのアウターがあると安心です。
朝晩は意外と肌寒いことがあるので、雨具に加えて薄手の羽織ものがあると快適に過ごせます。
足元は滑りにくいスニーカーやサンダルがおすすめです。
台北の街は石畳やタイル張りの道も多く、雨の日は特に滑りやすくなります。
防水スプレーを使っておくと安心感が増しますし、現地で使い捨てのレインシューズカバーを購入しておくのも良いアイデアです。
また、傘だけでなく折りたたみのレインコートがあると、観光中の両手が自由になって動きやすくなります。特
に朝市や地下街の出入りが多い場合には、傘よりレインコートのほうが便利だと感じました。
実際、私も台北駅近くのコンビニで手頃なレインコートを買って大活躍でした。
さらにスマホやカメラなどの電子機器は、ジッパー付きのビニール袋や防水ポーチに入れておくと、突然の雨から守れて安心です。服装とあわせて、小物の防水対策をしておくことで、雨の日の台北旅行がぐっと快適になります。
台北で雨の日に訪れたい温泉やスパ施設

台北旅行中に雨が降ったら、観光はちょっとお休みして、ゆったり温泉やスパでリフレッシュするのはいかがでしょうか。
実は台北は、温泉文化が根づいた街。中でもMRTで簡単にアクセスできる北投温泉エリアは、雨の日でも快適に楽しめる観光地としてとてもおすすめです。
北投温泉は台北駅から約30〜40分で行ける市内近郊の温泉地で、1896年に日本式温泉が導入された歴史ある場所です。
MRT淡水信義線の北投駅から新北投支線に乗り換えて終点の新北投駅で下車すれば、そこから徒歩数分で温泉街に到着します。小雨が降っていても駅からすぐなのでアクセスは抜群です。
施設選びに迷ったら、まずは水美温泉会館をチェックしてみてください。
清潔感のある館内には大浴場と個室風呂があり、ゆっくりとお湯に浸かれます。
高温・冷水・マッサージ付きのスパなど多様な浴槽が揃っており、平日は500元ほどで利用できます。
夫婦やカップルならプライベートな空間でくつろげる個室風呂もおすすめです。
また、もう少し贅沢な気分を味わいたいなら、スプリングシティリゾートも候補に入れてみてください。
緑に囲まれた露天風呂や家族で楽しめるスパエリアが魅力で、まるでリゾートに来たような気分になれます。
館内レストランで食事をとることもできるので、雨の日を1日ここで過ごすのも贅沢な旅の過ごし方です。
個人的には、瀧乃湯のようなレトロな公衆浴場にも惹かれます。
昭和天皇も訪れたとされる歴史的な建物で、強酸性の硫黄泉が特徴です。
料金も非常に安く、地元の人々と肩を並べて入浴する体験は、観光地では味わえないローカルな魅力があります。
台北市内にもスパは点在していて、たとえば中山駅近くのVilla.Like Oriental Spaは、観光で疲れた体を癒すのにぴったりのリラクゼーション施設です。アロマの香る空間でマッサージを受けながら、雨音に包まれる時間は格別でした。
温泉やスパを利用する際には、タオルや基礎化粧品が有料のところも多いので、自分のものを持参すると便利です。
水分補給の飲み物も忘れずに。
雨の日は比較的空いていることも多く、のんびりとした雰囲気の中で温泉文化にふれられるのも魅力のひとつです。
天気に振り回されがちな旅先でも、雨の日だからこそできる体験がある。
それを教えてくれるのが、台北の温泉です。心も体も温まる特別な時間を、ぜひ旅の中に取り入れてみてください。
雨でも快適に過ごせる地下街の歩き方

台北には、雨の日でも傘いらずで動き回れる広大な地下街ネットワークがあることをご存じでしょうか。
特に台北駅周辺の地下街は、観光・買い物・食事まで揃っていて、一日中過ごしても飽きないほどの充実度です。
台北駅地下街は、駅の南北に延びる長い通路にファッション、雑貨、電化製品、アニメグッズ、そしてフードコートが立ち並び、台北市民の生活の一部として機能しています。
MRT台北駅のM1〜M8出口付近を中心に広がっており、あまり土地勘がない方でも、MRTの出口番号と案内板を頼りにすれば迷わず歩けます。
実際に私が初めて訪れたときは、あまりの広さに圧倒されながらも、スマホの地図アプリと案内標識で目的地へスムーズにたどり着けました。
ポイントは、事前に行きたい店やエリアをGoogleマップなどでピン留めしておくこと。
地下なのでGPSが安定しないこともありますが、目印となるショップの看板が豊富で、歩いているだけで楽しくなります。
おすすめの過ごし方は、まず台北駅地下街で軽くショッピング。
そのあと、北門方面に延びる「台北地下街B1」エリアで台湾ならではの雑貨をチェックし、疲れたら地下フードコートで名物グルメを味わうコースです。
どの店舗も手ごろな価格で、雨の日でも気軽に台北らしさを感じることができます。
また、地下街は空調も効いていて快適なので、暑い季節や湿度の高い日にも重宝します。
雨具を持たずに外に出ることなく観光を続けられる台北の地下街は、旅行者にとって頼もしい味方です。
台北の雨の日観光を充実させるコツと穴場情報
- 地元の人に人気の穴場屋内スポット
- 雨の日の台湾旅行に役立つ持ち物リスト
- 雨の日でも子どもと楽しめるスポット
- 観光中に使える便利アプリとマップ活用法
- 雨の台北で映えるインスタスポット紹介
- 雨でも動きやすいMRT沿線の観光計画の立て方
地元の人に人気の穴場屋内スポット
台北は、観光地として定番のスポットだけでなく、地元の人に愛される穴場の屋内スポットが数多くあります。
特に雨の日は、混雑する観光地を避けて、静かに過ごせるこうした場所を訪れることで、また違った台北の魅力に出会えるはずです。
最初に紹介したいのが、中山駅近くにある中山地下書街です。
地下鉄の出口からそのままつながっているため、雨でも傘いらずでアクセスでき、文学や芸術に関する書籍を扱う書店が並ぶこのエリアは、ゆったりとした時間が流れる空間です。
私は以前、雨の午後にふらっと立ち寄ったのですが、静かなジャズが流れる中で台湾の小説を眺めていると、まるで地元の日常に溶け込んだような気分になりました。
不定期に小さな展示やイベントも行われており、本が好きな方には特におすすめです。
もうひとつ、文化好きにぴったりなのが寶藏巖國際藝術村です。
ここは台電大樓駅から徒歩10分ほど、丘の斜面に古民家が立ち並ぶエリアにあります。
雨の日はぬかるみもあるので歩きやすい靴が必要ですが、アーティストたちが暮らしながら作品を展示しているこの場所は、雨のしっとりとした空気ともよく合い、幻想的な雰囲気が漂います。
どこか台北らしくない、不思議な世界観に包まれたこの場所は、観光地とは一味違う感動を与えてくれます。
また、音楽好きなら台北ポップミュージックセンターも見逃せません。
南港駅から徒歩数分の距離にあり、建物自体が近未来的なデザインで、展示だけでなく週末には地元アーティストによる小規模ライブやワークショップも開催されています。
屋内型の施設なので、雨が気になる日でも予定を変えずに楽しめます。
少し趣向を変えて学び系の施設を探しているなら、台北駅近くの国立台湾博物館とその別館である土音展示館もおすすめです。
雨の中でも歩いて数分の距離にあり、化石や動物の展示はお子さま連れにもぴったり。
1枚のチケットで両館に入場できるため、コスパも抜群です。
さらに、私が静かに感動したのが北投温泉博物館でした。
元は日本統治時代の公衆浴場を活用した建物で、木造の階段やステンドグラスの窓、そして天井の梁に残された歴史の痕跡が、まるで時が止まったかのような空間を作り出しています。
入場無料で写真撮影も自由なので、天候に関係なく訪れる価値のある場所です。
雨が降っていると、外での観光をあきらめがちですが、こうした屋内の穴場スポットを上手に活用すれば、静かで落ち着いた台北の表情を見ることができます。
どの施設もMRTでアクセス可能で、事前にルートを確認しておけば迷うこともありません。雨の日の台北で、心に残るひとときを過ごしてみてください。
雨の日の台湾旅行に役立つ持ち物リスト
台湾旅行中に雨に降られることは珍しくありません。
特に春から初夏にかけては雨季の影響もあり、スコールのような突然の大雨に見舞われることも。そんなときに備えておきたいのが、事前の持ち物準備です。
私が実際に雨の日の台北を歩いて感じたのは、折りたたみ傘だけではちょっと心もとないということでした。
風が強いこともあり、簡易的な傘だとすぐに裏返ってしまうこともあります。
そのため、しっかりとした耐風傘か、軽くて撥水性のあるレインコートを持って行くと安心です。
特に観光で動き回る日は、両手が空くレインコートのほうが何かと便利でした。
また、靴選びも重要です。
雨で濡れた道を長時間歩くと、スニーカーの中までびしょ濡れになることがあります。
私は念のため、コンビニで買った簡易シューズカバーを使ってみたのですが、これが思いのほか快適で、その後の旅がぐっと楽になりました。現地でも手に入りますが、100円ショップなどで事前に準備しておくと安心です。
バッグの中には、スマートフォンやカメラを守る防水ポーチも入れておくと便利です。私はカフェで突然雨に降られたとき、ポーチのおかげで荷物が濡れずに済んだことがあり、雨の日の必需品として欠かせない存在になっています。
台湾の街は地下街やショッピングモールが充実しているとはいえ、ちょっと外を歩くこともあるので、天気が不安定な時期は特に、雨対策をしっかりしておくことが快適な旅行のコツになります。
雨の日でも子どもと楽しめるスポット

台北は、天候に左右されずに親子で楽しめる屋内施設がとても充実しています。特に雨の日は、外での観光が制限されがちな分、こうした施設をうまく活用することで、旅の満足度をぐっと高めることができます。
中でもファミリーに大人気なのが、新光三越信義新天地A8館にあるキッズフロアです。
MRT市政府駅から地下通路で直結しており、雨の日でも濡れずにアクセスできるのがポイントです。
A8館の4階と5階にまたがるこのキッズフロアは、総面積およそ3000坪と台湾最大規模を誇ります。
4階にはテラスに面した屋外エリアもあり、公園レベルの遊具がそろっているため、天候が落ち着いているタイミングなら、外でもちょっと体を動かすことができます。
さらに、小さな乗り物に乗れる有料アトラクションもあり、まるでショッピングモールの中に小さなテーマパークがあるかのようです。雨で外に出られない子どもたちのストレスも、ここなら発散できるはずです。
5階は「Kids Brick Town」というコンセプトで作られており、大きなカラフルなブロックに囲まれた空間は、まさにおもちゃ箱の中にいるような気分にさせてくれます。
子どもたちが自由に遊べるスペースが多く、安心して長時間過ごせるのも親としては嬉しいポイントです。
親子でくつろげる「Galilei Family Brunch」というカフェも併設されており、遊び疲れたらひと休みしながら、子どもは遊び続けられるという絶妙なバランスも魅力的です。
4階にはベビールームも完備されており、赤ちゃん連れのご家族でも安心して利用できます。
私が実際に訪れた日はしとしとと雨が降る肌寒い日でしたが、館内は明るく開放的で、子どもたちの笑い声が響いていました。
旅行中の予定変更で訪れた場所でしたが、結果的に子どもにとって一番楽しい思い出になったようで、旅の後半でも何度も「また行きたい」と言っていたほどです。
台北で雨が降ったときの強い味方になるスポットとして、子ども連れ旅行にはぜひ候補に入れておきたい場所です。
天気を気にせずのびのびと遊べる環境が整っている新光三越信義新天地A8館のキッズフロアは、ファミリー旅行における救世主的存在です。
観光中に使える便利アプリとマップ活用法

台湾旅行では、スマートフォンのアプリが非常に役立ちます。特に雨の日は、行動範囲が限られたり、交通状況が読みにくかったりするため、アプリを使いこなすことで快適さが一気にアップします。
まず基本として入れておきたいのはGoogleマップです。
台北市内は地下街やビルが複雑に入り組んでおり、初めての人には少し迷いやすい構造になっています。
Googleマップでは建物内のルート表示もできる場所が多く、MRTの出入口番号や、屋内施設の階層まで確認できるのが便利です。雨の日は特に外に出る回数を減らしたいので、最短ルートを探すのに欠かせません。
続いておすすめなのが、台北捷運Goという公式のMRT案内アプリです。
路線図の確認だけでなく、最寄り駅の出口情報やエレベーターの位置、雨に濡れにくい乗換ルートも調べられるため、傘なしでの移動計画が立てやすくなります。
観光用の一日券の利用状況確認などにも対応しており、MRTをメインで移動する旅行者には必須ともいえるアプリです。
また、台北天気アプリ(台湾気象局のもの)もおすすめです。
台北の天気は変わりやすく、突然のスコールに備えてこまめなチェックが必要です。
このアプリではエリアごとの雨雲の動きがリアルタイムで見られるので、次に向かう場所の天気を予測しながら行動できます。
私も以前、突然の大雨に遭った際に、これらのアプリに助けられて移動ルートを柔軟に変更できた経験があります。
慣れない土地では、正確な情報が何よりの安心材料になります。
Wi-FiルーターやeSIMと合わせて、アプリ環境を整えておくと、天候に左右されない賢い旅ができます。
雨の台北で映えるインスタスポット紹介
雨の日の旅行はネガティブに感じることがあるかもしれませんが、台北には雨だからこそ写真映えするフォトスポットがいくつもあります。
光や水たまり、しっとりと濡れた石畳が演出する独特の雰囲気が、写真にぐっと味わいを加えてくれます。
特におすすめなのが、MRT淡水信義線の北門駅周辺にある北門(承恩門)です。
歴史的な城門と近代的な高層ビルが対比されるこのエリアでは、雨の中ライトアップされる門が非常に幻想的で、まるで映画のワンシーンのような写真が撮れます。地面に映るライトの反射もまた美しく、雨の日ならではの魅力があります。
次に紹介したいのが、松山文創園区です。
工場跡地を利用した文化施設で、レンガ造りの建物や緑の中庭が美しく保たれています。
雨に濡れた木々やアンティークな建築物が柔らかい雰囲気を生み出し、人物写真との相性も抜群です。
傘を使ったポートレート撮影をしているカップルや旅行者をよく見かけます。
また、インスタ映えを狙うなら、MRT國父紀念館駅から徒歩3分にあるカフェ「Sugar Miss」も外せません。
カラフルなスイーツとピンク系の内装が特徴で、雨を気にせずフォトジェニックな写真が撮れるスポットです。
雨宿りがてら立ち寄って、おしゃれなカフェタイムと撮影を楽しむのも素敵な過ごし方です。
私自身、雨の中で撮った北門の写真が予想以上に幻想的に仕上がって、あとから振り返って一番のお気に入りになったという経験があります。インスタを意識して旅の思い出を残したい方にとって、雨の日はむしろチャンスです。
雨でも動きやすいMRT沿線の観光計画の立て方

台北旅行を快適にするには、MRT(地下鉄)をうまく活用した観光計画がカギになります。
特に雨の日は、地上での移動が大変になりがちなので、駅直結または駅近のスポットを中心に巡るルートにすることで、時間も体力も無駄なく使えます。
たとえば、MRT台北駅を起点にする場合、南側へ向かえば中正紀念堂まで2駅でアクセス可能です。
駅から記念堂までのルートは屋根付き通路があるため、ほとんど濡れずに移動できます。
展示ホールは屋内なので、じっくり歴史に触れることができますし、衛兵交代式も屋根下で見られるのが魅力です。
その後、東門駅へ移動すると、永康街に出ることができ、美味しいグルメを楽しみながらカフェ巡りもできます。
カフェの多くが駅から徒歩5分圏内にあるため、雨が強くても比較的スムーズに行動できます。
私も雨の日に永康街でランチをしたことがありますが、どの店も天気に配慮した屋根付きのテラス席があり、居心地の良さに驚きました。
午後はMRTで中山駅方面へ向かうのがおすすめです。
駅周辺には三越や誠品生活など、駅直結のデパートやショッピングモールがあり、雨を避けながら食事・買い物・休憩まで一通り楽しめます。
中山エリアは観光地よりも地元の人の暮らしが見える街なので、ローカル感を楽しむのにもぴったりです。
このように、MRT沿線で駅近スポットを中心に予定を組んでおくことで、雨の日でも無理なく観光できます。
ルートを考える際は、駅の出口情報や地下街の有無もチェックしておくとより快適です。
計画を柔軟にしつつ、駅ごとの特色を楽しむ観光スタイルは、特に雨の日に力を発揮してくれます。
台北雨の日の観光モデルコースのまとめ
記事をまとめます。
- 台北には雨でも楽しめる屋内観光スポットが豊富にある
- 国立中正紀念堂は傘なしでじっくり見学できる屋内施設のひとつ
- 誠品生活や松山文創園区は、アートやカフェでゆったり過ごせる
- 台北駅直結のQスクエアは、雨に濡れずにショッピングと食事ができる
- MRTで移動しやすい西門町では、雨でも歴史建築を楽しめる
- 軽くて防水性のあるアウターやシューズカバーが雨の日の観光に便利
- 折りたたみレインコートは両手が自由になり、屋外の移動におすすめ
- 北投温泉では、雨の日ならではのしっとりとした景観と入浴を楽しめる
- 中山駅周辺には、スパやマッサージなど雨の日に嬉しい癒しスポットが多い
- 台北駅地下街では、雑貨やアニメグッズなどの買い物と食事が一度に楽しめる
- 台北流行音楽中心は、無料で入れる音楽をテーマにした穴場施設
- 雨の日でも楽しめる大型キッズスペースは、新光三越信義新天地A8館がおすすめ
- MRT公式アプリやGoogleマップで、濡れにくい移動ルートを事前に確認できる
- 松山文創園区や北門周辺は、雨の日に写真映えするフォトスポットが豊富
- MRTを中心に観光プランを立てることで、移動中のストレスを大きく軽減できる