【2025年】台湾の夜市の値段は？予算や人気グルメの相場を解説

2025年6月18日

台湾旅行の醍醐味といえば、活気あふれる夜市での食べ歩きですよね。
次々と現れる美味しそうな屋台グルメに、心躍る方も多いのではないでしょうか。

ですが、旅行の計画を立てる上で「台湾の夜市の値段って今いくらくらいなんだろう？」と気になるのは当然のこと。

特に、台湾夜市の値段が2025年の最新情報ではどうなっているのか、円安や台湾夜市の値上がりの影響がどの程度あるのかは、とても気になるところです。

また、日本と比較した台湾夜市の物価水準や、実際に台湾の夜市でかかる費用、例えば士林夜市のダージーパイの値段や美味しい小籠包の値段といった具体的な情報も知っておきたいですよね。

「そもそも500元で食べ歩きできるの？」「ビールの持ち込みはOKなの？」といった細かな疑問もあるかもしれません。

この記事では、そんなあなたの疑問に全てお答えします。

台湾夜市で使える金額まとめとして、最新の物価から予算の立て方、さらにはお得に楽しむコツまで、旅行前に知りたい情報をギュッと詰め込みました。

この記事を読めば、あなたの台湾夜市体験がもっと楽しく、もっとスムーズになること間違いありません。

2025年最新の台湾夜市の物価と予算感
人気屋台グルメの具体的な値段と相場
円安や値上がりの影響と上手な楽しみ方
夜市を120%満喫するための注意点とコツ

台湾の夜市の値段はいくら？2025年の相場

台湾夜市の値段は？2025年最新レートで解説
値上がりの影響は？
日本と比較した物価
かかる費用は？
500元で食べ歩きできる？

台湾夜市の値段は？2025年最新レートで解説

結論から言うと、2025年現在も台湾の夜市グルメは非常にお手頃価格で楽しめます。
近年の円安（1NTD=約4.6〜4.8円で推移）を考慮しても、そのコストパフォーマンスの高さは健在です。

その理由は、台湾の物価、特に食費が日本に比べて依然として安いためです。

ほとんどの屋台料理は一品あたりNT$100（約480円）以下で、小腹を満たす軽食であればNT$30〜50（約150円〜250円）で見つかります。

具体的に、代表的な夜市グルメの価格帯を見てみましょう。
これらの価格を知っておくだけで、現地での予算管理がぐっと楽になりますよ。

メニュー	台湾ドル（NTD）	日本円換算（約）
ルーローハン（滷肉飯）	30〜50元	150〜250円
大鶏排（フライドチキン）	70〜100元	350〜480円
タピオカミルクティー	40〜60元	200〜300円
牡蠣オムレツ（蚵仔煎）	60〜100元	300〜500円
胡椒餅（フージャオビン）	40〜60元	200〜300円

このように、多くのグルメがワンコイン（500円）以下で味わえるのが台湾夜市の大きな魅力です。

もちろん、マンゴーかき氷（約NT$190）のように少し価格が上がるデザートもありますが、全体的に見れば、お財布に優しい価格設定が維持されています。

値上がりの影響は？

台湾夜市は、安くて美味しいイメージがありますが、「最近、値上がりしているのでは？」という声も聞かれます。
実際のところ、台湾国内の物価上昇や人件費の高騰を受け、一部のメニューで価格が上昇しているのは事実です。

例えば、コンビニのおにぎりが数年で約5元（約24円）値上がりしたように、夜市のグルメも少しずつ価格が改定されています。

特に、大鶏排（フライドチキン）のような看板メニューは、以前はNT$70程度でしたが、今ではNT$100近くするお店も増えました。

しかし、この値上がりを過度に心配する必要はありません。
なぜなら、値上がりしたとはいえ、日本の外食費と比較すれば依然として割安感があるからです。

体感的には、日本の物価の半分から3分の2程度と考えておくと良いでしょう。

注意したいのは、円安による影響です。
日本円に換算した際に、以前訪れた時よりも「少し高くなったな」と感じる場面はあるかもしれません。

それでも、千円札一枚あれば複数の屋台グルメをはしごできるコスパの良さは、台湾夜市の大きな魅力として変わらずに存在しています。

日本と比較した物価

「台湾の夜市って、日本の夏祭りの屋台と比べてどれくらい安いの？」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。
結論を先に言うと、台湾夜市の物価は日本の約半分から3分の2程度で、圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。

その背景には、台湾のローカルな食文化と物価水準があります。
夜市は観光客だけでなく地元の人々の日常的な食事の場でもあるため、価格が手頃に抑えられているのです。

具体的にいくつかのメニューで比較してみましょう。

例えば、台湾で人気の魯肉飯（ルーローファン）は、夜市なら一杯150円〜250円程度で食べられますが、日本の台湾料理店で注文すれば600円以上することがほとんど。

また、タピオカミルクティーも、台湾では200円〜300円が相場ですが、日本では500円〜600円が一般的です。

もちろん、近年の円安や台湾国内のインフレで、以前のような「激安」という感覚は少し薄れたかもしれません。
それでも、食事をお得に楽しみたい旅行者にとって、台湾夜市が魅力的な選択肢であることに変わりはありません。

日本の感覚で予算を組めば、想像以上にたくさんのグルメを堪能できるはずですよ。

かかる費用は？

台湾の夜市を訪れる際、「一体いくらくらい持っていけば安心なの？」と予算が気になる方も多いでしょう。

夜市での楽しみ方にもよりますが、一人あたり1,000円から2,000円（約200〜400NTD）もあれば、十分に食べ歩きを満喫できます。

楽しみ方別の予算目安

軽くつまむ程度（2〜3品＋ドリンク） この場合は、1,000円（約200NTD）もあれば十分です。
小籠包とドリンク、デザートに豆花、といった組み合わせが楽しめます。
お腹いっぱい食べたい場合（4〜6品＋α） 好きなものを心ゆくまで味わいたいなら、2,000円（約400NTD）を準備しておくと安心です。看板メニューの大鶏排や麺類、ご飯ものを食べてもお釣りがくることが多いでしょう。

実際に、ある旅行者の体験では、3日間夜市で夕食を済ませたところ、合計金額は約2,600円（1日あたり約866円）だったという例もあります。

支払いの注意点

夜市を訪れる上で一つ大切なポイントは、ほとんどの屋台でクレジットカードやスマホ決済が使えないことです。
支払いは現金が基本となるため、必ず台湾ドルを用意していきましょう。

特に、100元札や10元、50元硬貨などの小銭を多めに持っていると、支払いがスムーズに進みます。
高額な1,000元札だと、屋台ではお釣りが出ない場合もあるので注意が必要です。

500元で食べ歩きできる？

「もし手元に500元（約2,400円〜2,500円）あったら、夜市でどれくらい楽しめるの？」これは、台湾旅行を計画する上でとてもワクワクする疑問ですよね。

答えは、500元あれば、一人で心ゆくまで満喫でき、二人でシェアしても大満足できるです。

なぜなら、前述の通り、夜市の人気グルメの多くがNT$60〜100の価格帯に集中しているからです。
つまり、500元あれば、気になる屋台グルメを5〜7品も試すことが可能になります。

500元食べ歩きシミュレーション

例えば、以下のような組み合わせはいかがでしょうか。

豪大大鶏排（フライドチキン）： まずは定番の巨大チキンで腹ごしらえ（約100元）
胡椒餅（フージャオビン）： スパイシーな肉餡がたまらない一品（約60元）
魯肉飯（ルーローファン）： 小サイズで台湾のソウルフードを味わう（約40元）
タピオカミルクティー： 食べ歩きに欠かせないドリンク（約50元）
地瓜球（サツマイモボール）： もちもち食感の甘いデザート（約50元）
蚵仔煎（牡蠣オムレツ）： 台湾ならではの海鮮グルメ（約80元）

この時点で合計380元。
まだ120元も残っているので、さらに小籠包を追加したり、フルーツジュースを飲んだりすることもできます。

このように、500元という予算は、夜市の代表的なメニューを制覇するのに十分な金額と言えるのです。
友人やパートナーと訪れるなら、色々な品を少しずつシェアして、より多くの種類を味わうのも賢い楽しみ方ですね。

具体的な台湾の夜市の値段と楽しみ方

士林夜市のダージーパイの値段
小籠包の値段は？
ビール持ち込みは可能？
台湾夜市で使える金額まとめ
台湾の夜市の値段と予算まとめ

士林夜市のダージーパイの値段

台湾夜市の象徴ともいえるグルメ、大鶏排（ダージーパイ）。
人の顔ほどもある巨大なフライドチキンは、見た目のインパクトも味も抜群です。

特に最大級の規模を誇る士林夜市では、このダージーパイを求めて多くの人が行列を作ります。

気になるそのお値段ですが、士林夜市にある、豪大大鶏排や悪魔鶏排といった有名店では、一枚100元（約480円）が現在の相場です。

数年前までは70元〜80元だったことを考えると少し値上がりしましたが、このボリュームと満足感を思えば、十分にその価値はあると感じられるはずです。

味や特徴

お店によって味付けは少し異なりますが、基本的にはサクサクの衣に、五香粉などのスパイスが効いた食欲をそそる味わいです。

注文時に辛さを選べるお店も多いので、お好みに合わせて楽しめます。

一つ注意点として、ダージーパイは非常に大きいため、一人で食べきると他のグルメが入らなくなってしまう可能性があります。

色々なものを楽しみたい方は、友人や家族とシェアするのがおすすめです。
士林夜市を訪れたなら、この名物グルメをぜひ体験してみてくださいね。

小籠包の値段は？

台湾グルメの王様、小籠包。
夜市でも手軽にこの絶品料理を味わうことができます。

お店のスタイルによって価格は異なりますが、夜市の屋台やローカル食堂であれば、非常にリーズナブルな価格で楽しめるのが魅力です。

価格帯の目安としては、屋台や地元の人に愛される食堂の場合、一蒸篭（6〜8個入り）で80元〜120元（約380円〜580円）が一般的です。

例えば、B級グルメ天国として知られる西門町の、梁山泊小籠湯包などでは、100元ほどでアツアツの小籠包がいただけます。

一方で、杭州小籠湯包のような少し知名度のある人気店になると、価格は少し上がり、一蒸篭150元（約720円）前後になります。

もちろん、世界的に有名な、鼎泰豊（ディンタイフォン）まで行くと200元を超えますが、サービスや環境を含めた体験価値が加わります。

このように、台湾では予算や目的に合わせて小籠包のお店を選べるのが嬉しいポイント。

高級店の洗練された味も素晴らしいですが、夜市の活気の中でハフハフしながら食べる小籠包には、また格別の美味しさがあります。コスパを重視するなら、ぜひ夜市やローカル食堂の小籠包を試してみてください。

ビール持ち込みは可能？

夜市の美味しいグルメと一緒に、キンキンに冷えたビールを楽しみたい、と考える方もいるでしょう。
ここで気になるのが「そもそも夜市にビールを持ち込んでもいいの？」という点です。

結論から言うと、多くの夜市ではコンビニなどで購入したビールを持ち込んで飲むことが可能です。
その理由は、台湾の夜市屋台では衛生管理や許可の問題から、アルコールの販売がほとんど行われていないためです。

そのため、観光客や地元の人々が近くのコンビニでビールを買い、屋台の料理と一緒に楽しむ光景は珍しくありません。

ただし、これにはいくつかの重要な注意点があります。

第一に、持ち込みが禁止されている店舗やエリアもあることです。
テーブル席のある食堂型の屋台などでは、禁帶外食や禁止外帯飲料といった貼り紙がある場合があります。

これは、外部からの飲食物の持ち込み禁止という意味なので、必ずルールに従いましょう。

第二に、マナーを守ること。

台湾では、食事は食事、お酒はお酒の席でと考える文化が根付いており、夜市で大々的に飲酒する人は少数派です。
周囲に配慮し、騒いだり酔っ払ったりしないよう、節度を持って楽しむことが大切です。

飲み終わった缶は、必ずゴミ箱に捨てるか持ち帰りましょう。

台湾夜市で使える金額まとめ

前述の通り、台湾夜市は現金払いが基本です。
ここでは、夜市をスムーズに楽しむための、お金に関する実用的な情報をまとめます。

これを押さえておけば、支払いの際に慌てることなく、スマートに食べ歩きができますよ。

最も大切なのは、100元札と硬貨（特に10元、50元）を多めに用意しておくことです。
なぜなら、小さな屋台では高額な1,000元札を出すと、お釣りが不足しているケースが少なくないからです。

お店の人に嫌な顔をされたり、最悪の場合、購入を断られたりすることもあり得ます。

小銭を準備する具体的な方法

空港での両替時： 両替所のスタッフに「Could I have some small change?（小銭を混ぜてもらえますか？）」と頼んでみましょう。
ホテルで： フロントで大きな紙幣を崩してもらうのも一つの手です。
コンビニを利用する： 最初にコンビニで飲み物などの少額な買い物をし、1,000元札を崩しておくと、その後の夜市散策が非常に楽になります。

また、悠遊カード（EasyCard）などの交通系ICカードが使える屋台も稀にありますが、基本的には使えないと考えた方が無難です。

クレジットカードも同様で、使えるのは夜市内のごく一部の店舗型のお店やゲームコーナーなどに限られます。
夜市に行く際は、現金、特に小銭が必須と覚えておきましょう。